アフターデジタルセッションズ 最先端の33人が語る、世界標準のコンセンサス

著者名：藤井保文【監修】

日経BP（2021/09発売）

• ISBN：9784296110414

内容説明

2021年5月に開催されたUX/DXのオンラインフェス、「L&UX2021」。33人の世界・日本における最高峰の実践者、思想家の議論を通して、「DXの目的は新たなUXの提供である」という考え方が、実際に世界のリーディングカンパニーや日本の先鋭リーダーたちによって実践されていることが明らかになりました。

アフターデジタルのさらに先を進む世界のコンセンサスを、書籍という形でまとめたのが、『アフターデジタルセッションズ』です。

デジタルトランスフォーメーションを本気で推進している方々の中で
「DXの目的は新たなUXの提供である」「UXや体験価値を中心に置くべき」といった
共通認識が生まれつつある一方で、
そうした理解が社会や企業内に広まっているほどではなく、意識や理解の差が生まれてしまっているのも事実です。

誰か一人の意見や視点ではなく、世の中をけん引する海外と国内のリーダーから見ても
「確かにこっちに向かっているのだ」というコンセンサスがあることをお見せすることで、
企業内での理解を深めて説得したり、推進者のゆるぎない自信を生んだりすることができるのではないか、
という想いで監修された、世界の最先端に追い付く視点を獲得する一冊です。

目次

序章「より自由になる」ためのUX
第１章　経営視点から見たUX
第２章　UXのグローバル潮流
第３章　UX実現の方法論・組織論

―L&UX2021 登壇者―
陳妍 Tencent
程峰 DiDi
アカッシュ・ニガム Genies
アビニット・ティワリ GoJek
イアン・スパルター Instagram
ジェイナー・ゴロホフ Veriff
ケヴィン・リン ex Twitch
サンポ・ヒエタネン MaaS Global
入山章栄 早稲田大学大学院
蛯原健 リブライトパートナーズ
小野直紀 博報堂
尾原和啓 フューチャリスト
川邊健太郎 Zホールディングス
小宮山利恵子 スタディサプリ教育AI研究所
佐々木康裕 Takram
塩野誠 経営共創基盤(IGPI)
白坂成功 慶應義塾大学大学院
関治之 Code for Japan
瀧島勇樹 経済産業省
竹村俊助 WORDS
谷本有香 Forbes Japan
中馬和彦 KDDI
塚原文奈 hey
冨山和彦 経営共創基盤(IGPI)
鳩山玲人 鳩山総合研究所
深津貴之 THE GUILD
藤原彰二 出前館
水口哲也 エンハンス
宮澤秀右 東急
宮田裕章 慶應義塾大学
若林恵 黒鳥社
遠藤直紀 ビービット
藤井保文 ビービット

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たけしー]

アフターデジタルのセッション集。THE GUILDの深津さん、Tencentエンヤさん、ビードットの藤井さんのコラムでの、2人のターゲット設定が対照的で面白かった。深津さん「人にフォーカスするのではなく、状況にフォーカスする。様々な人に起きる原因に目を向けると、共通してその課題を解決できる」エンヤさん「まずコアユーザーに焦点を定めて体験をデザインし、改善することでサービスの価値のコアが明確になる」

2021/11/03

[文]

セッションを文字起こしして簡潔にまとめてくれているので、時短でいくつかのセミナーに参加したような効果が得られます。参考になりました。

2022/01/31

[Go Extreme]

「より自由になる」ためのＵＸ 経営視点から見たＵＸ：企業変革とＵＸ志向ＤＸ　ＵＸとテックのこれから―人がより自由自在になるために ＵＸのグローバル潮流：テクノロジーとＵＸの世界潮流―日本から見えないゲームチェンジ　ＵＳデジタルコミュニティーの最前線と日本の可能性 ＵＸ実現の方法論・組織論：共鳴する世界観―エコシステムと社会貢献　個人データと認証の社会的活用可能性　人と社会を支えるイノベーションイネーブラー　リアルをのみ込むデジタルコミュニティー

2021/10/16

[shinko0925]

テクノロジーの進歩による、オンラインとオフラインの融合、そして売り手と買い手の関係性の変化。変わりゆく（進歩する）買い手に、いかに満足してもらうか。真の意味で「顧客に寄り添う」価値提供ができるか。

2022/03/26

[茶屋博紀]

出演陣が豪華ですね。

2021/11/21