竹書房文庫<br> 新しい時代への歌

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竹書房文庫
新しい時代への歌

  • 著者名:サラ・ピンスカー【著】/村山美雪【翻訳】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 竹書房(2021/09発売)
  • 光る紫陽花!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/7)
  • ポイント 375pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801927926

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内容説明

音楽と熱狂
音楽が彼女を動かす。熱狂が彼女を変える。

テロと感染病の影響で、ひとびとが直接会う機会は激減した。観客を入れたライブなどは参集規制法によって禁じられている――。
ローズマリーは超巨大企業スーパーウォリーに勤め、自宅からアバターで顧客に対応する、単調な日々を過ごしていた。だがある日、顧客から仮想空間で行われるライブのチケットをもらったことで彼女の人生は変わる。音楽の新たな魅力を知ったローズマリーは、転職し、密かに行われているライブから新たなミュージシャンを発掘するスカウトになることを決意するのだが――。
他人と接触することがなくなった時代、禁止されてもなおライブの熱狂を求めるひとびとを描いた音楽SFの傑作。2020年度ネビュラ賞長篇部門受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅら

314
書いた頃、出版時はコロナ禍ではないと言うので、まさに「予言の書」。今の現状と全く同じ、未来に行って見てきた?と思える近未来SF。この状況で音楽を大衆にどう届けるか、どう受けとってどう楽しむか。参集規制法という法の下、隠れてライブを続けるだけでは皆に届かない。配信という手法も必要。一長一短だけど温故知新で。でもやっぱ生ライブには叶わない。早く大声出せるライブが帰ってきてほしい!「わたしはまるで人の役に立てず、しかもじっとしてもいられない。音と希望を届けることしか能がないのなら、喜んでその役割を務めよう。」2021/11/04

NAO

59
アメリカではテロが多発し、ホテル、美術館、スタジアム、人が集まるところならどこであれ爆発予告され、実際に爆発事故が起こった。それと同時期、天然痘のような感染病が流行蔓延し、多数の死者が出た。そんな世界を舞台に、ミュージシャンのルースと超巨大ネット企業スーパーウォーリーの顧客対応係のローズマリー、二人の女性の生き方が描かれていく。何度も行き場をなくしながらも決してくじけないルースの強さは、どこから来るのだろう。彼女の音楽への強い思いが感じられる。ローズマリーは、音楽に圧倒されただけでなく、人が集まることが⇒2022/09/06

星落秋風五丈原

30
まるでコロナ禍を予見したかのような感染症下でライブが自由にできなくなった時代のミュージシャンの話。2022/10/03

ズー

22
コロナ前に書かれた作品なのにまるでコロナ禍を想像するような状況。そんな中で人が集まることが禁止されたりして、ライブをすることもできなくなり、闇ライブならぬことをする世の中。こんな状況でも歌いたいアーティスト。聞きたい観客。その熱さ!ルースのかっこよさといったら!!!色んな危険をかいくぐってライブする様子がハラハラして面白いし、様々なアーティストに圧倒される。なかなか長い長編だったけど、終始楽しんで読めた❤️今後出版予定の短編も気になる。2021/10/24

西島嵩人

15
三、四年前以来、読みかけで積読だったものを一念発起して読んだ。物語の時は感染症とテロの時代。現実でもこの本が発売された当時、コロナまっさかりだったので、先見の明てな感じ。この小説は、俺的には、俺的にはですよ?要するに、『配信ライブと生ライブ、どっちもいいよね』という、折衷案というか、考えるきっかけをくれた小説。あ、音楽小説です。2026/03/22

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