暴力論

個数:1
紙書籍版価格
¥2,750
  • 電子書籍
  • Reader

暴力論

  • 著者名:高原到【著】
  • 価格 ¥2,607(本体¥2,370)
  • 講談社(2021/09発売)
  • ポイント 23pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065244500

ファイル: /

内容説明

いじめ、ハラスメント、性暴力、ヘイトクライム、テロ、戦争、原爆、ジェノサイド……私たちの日常は、常に大小の「暴力」に曝されている。いったい何が暴力を起動させるのか――大江健三郎「政治少年死す」、大岡昇平「俘虜記」、柄谷行人「日本近代文学の起源」、武田泰淳「第一のボタン」、井伏鱒二「黒い雨」、奥泉光「石の来歴」、原民喜「夏の花」、ジョージ・オーウェル「1984年」、ジョナサン・リテル「慈しみの女神たち」など、内外の優れた文学に現れた「暴力」を緻密に追究することによって、闇に包まれたその根源へと迫っていく。群像新人賞評論部門優秀作を受賞しデビューした気鋭が真正面から挑む、力作評論!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

2
暴力の発生:テロリストが、生まれる「セヴンティーン」「政治少年死す」試論 暴力の二つのボタン ジョージ・オーウェルと武田泰淳 暴力の爪痕:日本近代文学の敗戦 「夏の花」と『黒い雨』 歪められた顔、奪われた言葉 「原爆乙女」をめぐって 暴力の語り:二つのフィリピン戦 大岡昇平と奥泉光における死者の顔 虐殺の言語学『慈しみの女神たち』のナラティヴ 2021/11/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18586299
  • ご注意事項