ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

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ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

  • 著者名:佐野洋子【文】/北村裕花【絵】/小宮善彰【監】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2021/09発売)
  • 秋の夜長に本を!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~10/14)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062200554

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

NHK人気番組「ヨーコさんの“言葉”」第2弾が刊行!「吹き出したり泣けたり」「心の霧が晴れた!」ほか、前作に感想続々。大ベストセラー絵本『100万回生きたねこ』の作者、佐野洋子さんの名エッセイに、北村裕花さんのイラストが250点近くオールカラーで収録。待望の「フツーに死ぬ」「貧乏人の品性」から『100万回生きたねこ』誕生秘話、美人不美人の差は何かまで、人生が豊かになるヒント満載!


大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの“言葉”」書籍化第2弾、待望の刊行です! 
新聞各紙の書評などのほか、前作に感想の声が続々。「おもしろいのに感動」「ふしぎな力がわいてくる」「歯にきぬ着せぬほんとうの言葉」「吹き出したりもするけれど、心の霧が晴れた」「痛快なのに、泣けてきた」などなど。

全世界販売部数が300万部の大ベストセラー『100万回生きたねこ』の絵本作家にして名エッセイストの佐野洋子さん。そのヨーコさんの言葉を、絵で伝える今注目のイラストレーター北村裕花さんの250点近い絵も、オールカラーで収録。
第2弾では、いよいよ要望が多い「フツーに死ぬ」も収録。『100万回生きたねこ』誕生に込められたヨーコさんの切ない想いが明かされる「二つ違いの兄がいて」も読めます。
そのほか、「せめてこれ以上、誰も何も考えないで」では、日常のささいな喜びの見つけ方からご機嫌で生きていく秘訣が。「あーつかれた」ではなぜか、美人より不美人のいる社会が豊かだと判定。「これはペテンか?」で、年をとっても惑うのはどうして?とヨーコさんは戸惑い、人生は40歳からかもしれないと喜ぶ。番組でも人気が高い1本の「貧乏人の品性」は、美大生時代の貧乏な同級生が登場。ズボンのベルトが買えない男、ズボンがひとつしかなく洗濯したらパンツ一丁で待つ男……他、読めばみるみる心が自由になるイラストエッセイの数々。その中でヨーコさんはときに、「私が一番嫌なのは、これが真実、これが真実とわめく事である」と釘を刺す。
本作は、人生に何が大事か、変哲のない人生の重みを、おかしく優しく、けれども鋭い視点で教えてくれます。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

目次

その1 せめてこれ以上、誰も何も考えないで
その2 あーつかれた
その3 これはペテンか?
その4 貧乏人の品性
その5 それが何ぼのことだ
その6 朝目がさめたら、風の吹くままに
その7 何も知らなかった
その8 二つ違いの兄がいて
その9 フツーに死ぬ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

114
第1弾から可愛いと思っていたこの表紙のにゃんこがご逝去されたというのがショックです。洋子さんの言葉、今回も頷いてしまった。お金がある現代の価値は全てお金になってしまった寂しさや、モノにあふれて豊かに便利になった今、なぜイライラしたりあくせくしたり気持ちにゆとりがなくなってきたのか等、改めて考えや思いを巡らせた方が良いテーマが沢山ありました。2016/04/23

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

108
★★★★じたばたと無様に今日も生きています。どうやら人生の折り返し点も過ぎたようで、いつの間に老いや、病や、死といったモノたちが、その存在を主張しはじめています。生命が無限で無いと、時間には限りが有ると知ってから、まだ20年も過ぎて居ないような気がします。生命のバトンはとうに子どもらに渡していると言うのに、まだまだ枯れたくなくて足掻いています。ふつうに死ぬなんて、しれっとヨーコさんは言うけれど、生きる事にさえ足掻いてしまう、私は途方にくれるのです。2016/06/18

itica

71
珍しく夫が「これ、読んだら?」と勧めてくれた本。何だ、二作目じゃないかと思ったけれど、問題なかった。日常から生まれる小さな疑問。他愛も無いことなのに「分かる」と頷いてしまう。最後の、猫のフネの場面では思わず泣いてしまった。あるがままに生きてあるがままに死ぬ、それが現代の人間には難しい。私たちは多くの便利なものと引き換えに、大切な何かをたくさん失ってしまったのかもしれないね。 2019/02/28

pukupuku

65
軽いのに深くて、鋭い突っ込入れてるのにゆるい。この素朴な感じ、とってもいい。うん、うんって、しみじみ頷く。2019/05/18

ぶんこ

61
1巻目だと思い込んで読みました。佐野さんのエッセイと絵がとても合っていて面白い。お兄さんの死、飼い猫フネの死と短い言葉の中に痛切な悲しみを感じました。佐野さんご本人が癌宣告を受けた日に、貯金をはたいて緑色のアメ車を買われたエッセイを読んでいたので、感慨深い。2018/10/07

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