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内容説明
モンクターレさんは、散歩をしていました。すると、「なんだ、この道は。グニャグニャまがってて、あるきにくいったらありゃしない!」と、道にぶつくさもんくをいった。さらに歩いていくと、今度はモンクターレさんの前に大きな山があらわれた。すると、山のせいで回り道しなくてはいけないと、山にももんくをいった。それからも、流れている川にもんくをいって、あたたかくて眠くなると、天気にまでぶつくさぶつくさもんくをいった。ようやく町に到着したモンクターレさん。洋服屋、ぼうし屋、くつ屋に対しても、相変わらずもんくがとまらない。次に、お肉やさんにやってきたモンクターレさん。「まずそうな肉しかおいてないじゃないか。どう料理したってうまくなりそうにないぞ!」ところが、モンクターレさんの様子がちょっとおかしくなって……。『うんこ!』などで大人気のサトシン&西村敏雄コンビが描く、ユーモアいっぱいの絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 おとなの絵本 月舟書房
97
「名は体を表す」という言葉の通り、世の中の何から何まで気に食わない下ぶくれのモンクターレおじさんは、一言言わないと収まらない性格。やさしい町の人たちもおもしろくありません。みんなの心に不満の種を植え付けて帰っていきます。しかし、攻撃的な人ほど守りに入ると弱いもの。嫌な気分になった時、(1)他人に意趣返しして気分を晴らす? (2)自分が嫌なことは他人にはしない? 2011年10月初版。2016/01/17
mug
37
タイトルの通り、ぶつくさ文句をたれるモンクターレさん。 ひたすら文句を言うページが続き、 口に出して読んでいると なんだかストレスが解消されるような気持ち良さ😂 こんなに文句ばかり言うことなんてないもんなぁ🤔 それにしてもモンクターレさん、 どうして文句ばっかり言っちゃうんだろうね💦 子どもは純粋にお話を楽しみ 大人は深読みして楽しめる絵本だった😁2022/04/21
♪みどりpiyopiyo♪
27
大好きな西村敏雄さん(絵)のご本を読みました。■「ぶつくさモンクターレさん」タイトルと表紙のおじさんに惹かれて読んでみたんだけど、イマイチ乗りきれず…。文は西村さんじゃなくて別の人。文句垂れすぎで、途中で読むのが辛くなっちゃいました。子供にはおもしろいのかもです。■最後にちょこっと気が付いたっぽいから、明日からは「元モンクターレさん」になれるかもですね。■西村さんの描く、お帽子で盛装したおじさんは、いつ見てもチャーミングです♪2016/07/31
しぃ
27
途中で文句ばっかりに疲れた読み聞かせ…オチはオイオイってなりますが、子どもには伝わったかな?文句ばっかりは聞いてるこっちもイヤだよね。モンクターレさんというネーミングセンスがいい。2016/03/10
bros
22
タイトルと絵がマッチして可愛い。文句言う時の唇が数字の「3」だわ(笑)こういう人いるけど、自分も気を付けなくちゃ(汗)(。・ω・。)2013/05/29