内容説明
紙からデジタルへ
変革を導いた編集長が激動の時代を振り返る
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2005年から2020年まで、コロナ禍以前の時代にフィナンシャル・タイムズ紙(FT)編集長として、世界中の「権力の側」の人と対話する機会にめぐまれた著者は、世界金融危機、欧州債務危機、ポピュリズムの勃興、ブレグジット、トランプ米大統領就任、米中対立激化という特筆すべきニュースを最前線で目撃した。それは戦後世界秩序の崩壊だった。
この間、伝統的メディアは塗炭の苦しみを経験した。若者は主流メディアを信頼しなくなり、ネットで情報を集めるようになった。一国の指導者が「オルタナティブ・ファクト」を広める時代に、デジタル・ファーストを実現した報道機関はいかにしてファクトに基づいた報道を届けられるのか。
ブレア、ブラウン、キャメロン、メイ、ジョンソンといった歴代英首相のほか、トランプ米大統領、プーチン露大統領、メルケル独首相、モディ印首相、安倍首相といった世界的要人が登場。世界秩序の「破壊の現場」に立ち会った著者が日記形式で著した回顧録。
目次
第1部 金融の時代を生きる
2005年 はじまり
2006年 バブル・トラブル
2007年 信用収縮
第2部 崖から落ちた世界
2008年 リーマン破綻
2009年 アフターショック
第3部 緊縮経済、レベソン、iPhoneの時代
2010年 連立
2011年 津波
2012年 ニュー・メディア、オールド・メディア
2013年 ハッピー・アニバーサリー
2014年 王室のプランナー
第4部 ブレグジットと右派ポピュリズムの勃興
2015年 日経に加わる
2016年 ブレグジット
第5部 最終幕
2017年 中心を保つ
2018年 プレジデンツクラブ
2019年 承継
エピローグ
謝辞
感想・レビュー
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Willie the Wildcat
コニコ@共楽
confusion_regret_temptation
Stevie G
K