内容説明
1981年前後のジャズ喫茶やジャズクラブ、ジャズイベントの魅力を東京の街の変遷とともに、余すことなく紹介し、2012年に刊行されロングセラーを記録している『東京ジャズメモリー』が、ついに文庫化された。街のにおい、雑踏で耳にした音、ふとしたことでよみがえる、あの時の記憶──まるでタイムスリップしたかのような気分に浸れるエッセイ集。解説はドラマーの神保彰氏。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
左近
1
楽器メーカー(ヤマハ?)勤務の著者が、東急東横線沿線のジャズ・スポットを中心に綴る、私的ジャズ・メモリー。単なるジャズ話だけではなく、ジャズ喫茶にはマッチが欠かせない!という謎の信念の下、店のマッチも紹介されているのがユニーク。ちなみに、作家デビューしたばかりの村上春樹が経営していた店も取り上げられてます。ハービー・ハンコック&カルロス・サンタナ・グループのステージがどんなものだったのか、強く興味を惹かれる。CDかDVD出てないかなぁ…どうでも良いけど、自分が一番好きなのはモダン・ジャズ・カルテット。2021/10/29
ぽんぽこぽん
0
ジャズに興味を持ったのは最近で、分からないところも多いが、こういう世界があったんだなあと読める本。知らない世界を垣間見た気分。当時のレコードを聴いてみたり、実際にジャズ喫茶にちょっと行ってみたくなる。2023/01/05
鈴木 一敏
0
昨年、図書館で後発の2冊を読んだが、この本は図書館に無く、文庫本で再発されて見つけて読む。 1981年がジャズ喫茶のピークと考えることは異論が有るかも知れないが、著者にとっては青春のピークだったんだろう。 こう言った振り返りのエッセイ好きです。2022/01/04
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