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内容説明
日本には世界有数の製造業があり、円は国際通貨であるにもかかわらず、輸出入において円建てシェアが低いのはなぜか。日本企業は貿易建値通貨をどのように決めているのか。その謎を解明すべく2007年より日本企業にインタビュー、アンケート調査、分析を行ってきた他に類を見ない貴重な研究の集大成。通貨選択の背景にあるグローバル生産体制の実相や、経営戦略上あえてドル建てを選択する理由などが見えてくる。
目次
序章 日本企業の為替リスク管理の謎を解く
第1章 インボイス通貨選択はなぜ重要なのか
第2章 本社アンケート調査から見た日本企業のインボイス通貨選択
第3章 日本企業の為替リスク管理とその実態
第4章 日系海外現地法人の為替戦略
第5章 基軸通貨ドルのゆくえ
第6章 アフター・コロナの世界貿易再編とインボイス通貨の将来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroo Shimoda
5
やはり現法でのヘッジは限定的。本社もUSD建取引である程度はバランスしているケースが多そうで、この調査は実感に近い。2022/02/10
Go Extreme
2
日本企業の為替リスク管理の謎を解く インボイス通貨選択はなぜ重要なのか:為替レートのパススルー 企業内貿易と生産ネットワークにおけるインボイス通貨選択 本社アンケート調査から見た日本企業のインボイス通貨選択 日本企業の為替リスク管理とその実態:為替リスクの種類 リスクヘッジのための手段の分類 フィナンシャル/オペレーショナルヘッジ 日系海外現地法人の為替戦略―グローバル生産販売ネットワーク下の為替リスク管理とインボイス通貨選択 基軸通貨ドルのゆくえ アフター・コロナの世界貿易再編とインボイス通貨の将来2021/10/24
蛮族
1
通常輸出国側の通貨で輸出されることが多いが日本企業は米国向けの輸出では米国での販売価格を一定にするためにドル建てで輸出して日本企業が為替リスクを被る傾向が多いこと、にも関わらず東京エレクトロンの製品は国際競争力が高くどの国にも円建てで輸出するのが基本であること、東南アジア向けは日本企業の方が交渉力が強く円建て輸出が多いと思いきや東南アジア内でのサプライチェーン分散や東南アジアからさらに欧米へ輸出することを鑑みてドル建て輸出が多いこと、普段原油などコモディティはドル建てで取引されることが多いことなど理解!2025/11/19
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