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内容説明
【碩学d新書は、お休みの日やちょっとした仕事の合間でも読み切ることができる、2-3万字程度の分量の新しい読み物です。】
2020年のコロナ禍において、日経MJヒット商品番付で大関になったのは「応援消費」という言葉である。2011年の東日本大震災を契機に広まり始めた言葉ではあるが、1995年の阪神・淡路大震災の頃には用いられていなかった。なぜ、人は寄付やボランティアではなく、消費で応援しようとするようになったのか。この考え方は、どのように広まってきたのか?本書では、この応援消費という言葉に焦点を当て、消費に生まれた新しい意味と社会の関係を考察する。
目次
第1章 応援消費の広まりと謎
第2章 寄付を隠す文化
第3章 ボランティアにみる贈与のパラドックス