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内容説明
「人新世」か、「資本新世」か、
世界システム論の新次元を切り開いた話題の書
世界の知識人たちが注目!
気鋭の米環境史学者による主著、待望の邦訳!
斎藤幸平氏(『人新世の「資本論」』の著者)推薦&巻頭解説を寄稿
目次
巻頭解説(斎藤幸平)
謝辞
序章 二重の内部性 自然が問題であるかのような歴史
第1部 二元論から弁証法へ 世界=生態としての資本主義
第1章 対象からオイケイオスへ 資本主義的世界=生態における環境-制作
第2章 生命の網における価値
第3章 単一の物質代謝へ向けて 二元論から資本主義的世界=生態の弁証法へ
第2部 史的資本主義、歴史的自然
第4章 生態学的剰余の減少傾向
第5章 自然の資本化、あるいは歴史的自然の限界
第6章 世界=生態の危機:革命から体制へ
第3部 歴史的自然と資本の起源
第7章 人新世か資本新世か? 自然、そして今日の生態的危機の起源について
第8章 抽象的社会的自然と資本の限界
第4部 安価な自然の興隆と衰亡
第9章 安価な労働? 時間、資本、そして人間の自然の再生産
第10章 長い緑の革命 長い20世紀における安価な食糧の生命と時間
結論 安価な自然の終焉? 資本の世界=生態的限界は資本それ自体である
日本語版あとがき
訳者あとがき
用語一覧
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Satoshi
10
斎藤幸平による人新世の資本論が刺激的な内容であった。産業革命より資本主義は4つの安価物「労働力」「食糧」「エネルギー」「原材料」を効率的に回収(特には収奪)することにより成立し、その結果が現在の不平等、格差、地球温暖化となる。地球温暖化については危機的な状況まで陥っており、ポイントオブノーリターンに近づきつつある。蛇口をひねるように自然からの恩恵を受けてもそれは有限であり、その廃棄先の自然にも限りがある。その中で、「社会」と「自然」は一元的であり、相互に作用していると捉えるべきだと著者は主張する。2021/12/17
ルンブマ
4
オイケイオス的思考(自然を人間の外部としてみるのではなく、人間と自然の弁証法的な関係性を思考すること)によって、対象としての自然、という理解から母胎としての、その内部で資本主義が展開する場としての自然という理解に至れる、ということをしつこく繰り返すが、それで何ができるのかを延々と言ってくれない。で?2022/09/30
takao
1
ふむ2022/04/23
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