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内容説明
わずか400ドルから数十億ドルに資産を増やし、今や生きる伝説となったトレーダー、リチャード・デニスが、
1980年代初頭、同僚のウィリアム・エックハートと「トレーダーは養成することが可能かどうか」の賭けをした。
このとき、2人が募集し養成したトレーダー集団がタートルズである。
募集は1983年と翌84年の2回だけ行われ、2000人以上の応募者から22名が選ばれ、2週間の訓練をうけた。
そしてその卒業生は業界に旋風を巻き起こした。相場は正しい訓練により成功できることが証明されたのだ。
しかし、タートルズには厳しい掟があった。
それは、教えられた投資手法を絶対、誰にも漏らしてはいけない、というものだ。
このたび、ついに、4半世紀近くも秘密のベールに包まれていた伝説の投資手法が、
その門下生であり現在もトレーダーとして活躍している著者によって明らかにされる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuu@mayu
26
『☆☆☆☆.5』トレンドフォローにおける、エッジ、一貫性、自己規律。まあ、目新しいことは書いてないけど、文章が分かりやすく、自分の中では相当勉強になった。でも、そう簡単には出来ないんだよねぇ…。2016/08/17
陽
15
去年の1月から、FXの勉強をしている。FXのみでなく、投資の分野全般に稼ぐために必要なことがつづられているが、内容をすべて理解するのは困難かもしれない。2022/10/28
わたなべ
13
エリートトレーダー育成塾「タートル」で最優秀成績だった著者が学んだ、タートル流投資術について書かかれた本。エッジのある取引やリスク管理の徹底など基本的な考えが書かれている。タートル流の戦術そのものはラストのボーナス章を読めば十分だが、この戦術が今でも通用するのかは不明。むしろ、投資における認知の歪みやロスカット時の心理などのメンタル部分を読むことに価値がある。エピローグは必読。結局メンタルを鍛えることがトレーディングに限らず人生全般において最重要なんだと感じる。2019/02/20
東雲
10
システムトレードのバックテストの章がやたらめったらむつかしくてすっ飛ばして読んだ。ルールに従うこと、リスク管理と資産管理の徹底をせよとのこと。タートルたちの明暗を分けた行動心理学のあたりは興味深く読んだ。デイトレやスイングをする予定はないけど何年かして慣れた頃にまた読めたらいいな。あとはリバモアの伝記も読んでみたい。2013/06/21
coaf
9
内容はちょっと古いかな。PCでの取引が主流になる前のお話。今では個人投資家の誰もが簡単に複雑なインジケーターを使えるようになったので、この本で紹介されている手法の多くはFXや株を少しでも勉強したことのある人にとってはごくごく基本的なものになってしまっている。もちろん基本的だからダメというわけではない。むしろ、単純な手法だからこそうまくいくのである。が、手法を知りたいのならば別の本を当たったほうがよいだろう。本書の主眼はうまくいくシステムを作ってそれに従うこと。それに尽きる。2015/08/28