文春e-book<br> 亡国の東京オリンピック

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文春e-book
亡国の東京オリンピック

  • 著者名:後藤逸郎【著】
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • 文藝春秋(2021/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784163914121

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内容説明

――オリンピック強行開催で得をしたのは誰だ!

世論調査では国民の8割以上が、「中止」もしくは「再延期」を求めていた。
天皇陛下も宮内庁長官を通じ、開催へのご懸念を示されていた。
新型コロナウイルスのパンデミックは収まる気配を見せず、4回目の緊急事態宣言が発出される中、なぜオリンピックは強行開催されたのか。
「平和の祭典」の美名を振りかざし、巨大な利権に群がったのは誰なのか!

目次
まえがき
第1章 オリンピックを中止できなかったのはなぜか
・願望と現実の区別がつかない指導者の伝統 ・愚民思想の果てに ・己こそがニッポン ・天皇陛下のご懸念も無視 ・スポンサーとなった報道機関の罪 ・認知バイアスにとらわれた推進派 ・「延期は一年」の背景 ・オリンピックへの幻想
第2章 オリンピック後、新型コロナ感染が爆発する
・自称「バブル方式」の大失敗 ・「ウイルスに打ち勝った大会」という幻想
第3章 傲慢IOCはそんなに偉いのか
・もともと慎ましい組織だったIOC ・ボイコットに翻弄された歴史 ・モスクワで受けた大打撃 ・IOCを手玉に取った男 ・変貌したIOC ・“ぼったくり男爵”バッハ会長の正体 ・「トーキョーマリオ」と「トム・カフェ」 ・オリンピック憲章を最も尊重しないのはIOC ・踏みにじられた「復興五輪」の精神 ・揺らぐ電通の威信
第4章 結局「国策」の正体は何だったのか
・女性蔑視発言 ・森元首相の長広舌 ・再始動した神宮外苑再開発 ・始まりはラグビーワールドカップ ・ナショナリズムの裏側
第5章 利権の宴が終わったあと
・消えた利権 ・国立競技場を巡る難題
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Tatsuhito Matsuzaki

9
コロナ禍の中で延期~開催された東京オリンピック。 なぜ強行され、誰がその裏で蠢いて、利権に絡んでいたのか? 大体は筆者のお見込みの通りなのでしょうが、その結果が政権交代や亡国に至らないであろうとは思います。2021/10/30

Eiki Natori

7
五輪にまつわる記事をうまくまとめた感じの内容であり、反対派の立場としての共通認識が記載されている。日本政府にとって五輪の真の目的は外苑前再開発であること。結局は利権だ。 ただ世論は開催前は反対が大勢だったが、開催後はマスコミに煽られ「やって良かった」が大勢であり、野党第一党まで静観した事実について一切触れられていない。 私は五輪問題の本質というのは、そこにあるのだと思っているから不十分な内容だと思っている。医療崩壊を招き、大赤字になっても、札幌五輪を歓迎する姿勢こそが日本社会の病巣に通底すると思っている。2021/12/28

尿酸値高杉晋作

4
改めてオリンピックが嫌いになりました。 世界一胡散臭い興行組織IOC。 そして、それに振り回される各国家。 各競技がオリンピックに変わるワールドカップ を主催したら良い。 もうオリンピックはこの世から無くなって欲しい。2022/02/08

Akio Kudo

2
★★★★ やはりどう考えても許されない五輪でしかないということを再認させられる2022/04/09

Go Extreme

2
オリンピックを中止できなかったのはなぜか: 願望と現実の区別がつかない指導者の伝統 愚民思想の果てに 己こそがニッポン 天皇陛下のご懸念も無視 スポンサーとなった報道機関の罪 認知バイアスにとらわれた推進派 「延期は一年」の背景 オリンピックへの幻想 オリンピック後、新型コロナ感染が爆発する 傲慢IOCはそんなに偉いのか: もともと慎ましい組織だったIOC ボイコットに翻弄された歴史 モスクワで受けた大打撃 結局「国策」の正体は何だったのか 利権の宴が終わったあと: 消えた利権 国立競技場を巡る難題2021/10/20

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