内容説明
今こそ「日韓連帯」の共同体験を掘り起こしバージョンアップさせてゆく――。ナショナリズム、レイシズムの暗雲をはねのけ、新たな〈運動〉の可能性を探った論考集。[寿郎社ブックレット4]
目次
はじめに──なぜ今「日韓連帯」なのか
第一部 問題提起
一九七〇年代から八〇年代の「日韓連帯運動」から考える「連帯」のあり方
「日韓連帯」の再検討に必要な視点とは何か
被害者的優越意識から脱して「日韓連帯」のバージョンアップを
第二部 現場からの報告
「日韓誠信学生通信使」の成果と可能性
「南北コリアと日本のともだち展」における日韓NGOの経験
枝川朝鮮学校でのアートイベントとその後
第三部 座談会
おわりに