内容説明
戦後の高度経済成長が始まった昭和30年代。碧は母と二人、名古屋の繁華街・大須で暮らしている。娯楽施設や商店がひしめき、個性的な面々が集うこの「ごった煮の街」で、アルバイトしながら足繁く映画館に通う碧の夢は将来、映画監督になること。人々が、つらいことを一瞬でも忘れるような映画を作りたい――。そんな碧の前にある日、一人の男が現れて……。街の移ろいや大人たちとの交流を通して描く、瑞々しい成長物語。
※本作品は2018年4月に小社より刊行された『碧と花電車の街』を文庫化に際し改題したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
140
時は戦後、高度経済成長が始まった昭和30年代。名古屋市中央区大須が舞台。母の信子と二人で暮らす碧。貧しいながら、映画監督を目指す。時にはイジメられ、親と衝突したりしながらも、碧が人としての成長する姿が微笑ましく、逞しさ、前向きさ、パワーをいただいた。碧だけではない。大須の人達からはもちろん、大須という町全体からも、自分もやればできるという気持ちをいただいた。昭和30年代の大須に住む人達、全てが家族みたいな横の繋がりを感じ、自分の知らない昭和を知り、逞しさとパワーと希望をいただける物語。 2025/01/31
涼
44
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/06/post-ded8d6.html 夢を叶えた主人公に拍手!2025/06/28
るい
39
昭和の頃から変わったところも変わらないところもゴチャゴチャと混ざり合う雑多な街、大須の空気感をしっかり感じられる。 物語は作文?見本?を読んでいるみたいできれいに纏められているだけでつまらなかったけれど、大須に行きたくなっちゃう、花電車も見てみたかったな。2021/09/22
ユー
17
古き良き時代の人情商店街を舞台にした小説。大きなインパクトは感じませんでしたが、「人」の魅力が沢山書かれた内容に、頷くばかり。懐かしいですよね。2025/02/06
やな
11
自分が生まれるちょっと前の昭和の雰囲気を堪能しました。2025/07/05
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