内容説明
★前国家安全保障局長 退官後、初の著書!
激突する米中の狭間で日本が生き抜く鍵
それはインテリジェンス
我が国の情報機関や安全保障機構が抱える弱点と課題とは何か。警察官僚から官邸官僚へ。内閣情報官を経て、安倍晋三総理肝入りで創設した国家安全保障局(NSS)のトップを務め9年半もの長きにわたり歴代政権の官邸舞台回しを担った著者が、我が国のインテジェンスが抱える課題を多角的視点から論ずる。
緊張が高まる米中対立の狭間で我が国が生き残る鍵、そして、経済安全保障の要諦は何か。それは正鵠を射たインテリジェンスに他ならない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
乱読家 護る会支持!
4
日本のインテリジェンスのトップとして、国家安全保障局長として、長年務めていただいた著者。 そして、僕が支持している「日本の尊厳と国益を護る会」代表の青山繁晴参議院議員の長年の盟友でもある。 内容は、日本の情報機関の歴史、フランスの情報機構、警察組織の変遷など。 将来、インテリジェンスもしくは警察組織で働きたい方には基礎知識となるのでしょうが、素人の僕らが読み込むには、かなりきつい本ですね(汗) 2021/12/09
Tomonori Yonezawa
4
【県立図書館】2021.10.1第3版▼全5章516頁、標題、🇯🇵情報機関の歴史、🇫🇷情報機構、警察組織の変遷、情報と行政▼さぁ!気合い入れて読むぞ…、アレ?なんか違う…▼著者の説明は省く。1章以外は著者がこれまで(警察学論集など)専門誌みたいなのに載せた論文をまとめたもので、章ごとにテーマが全然違い、何を語りたい本かボヤけてる。▼1章最後、「〜まるで個人商店のよう〜恒常性を持つ組織にする〜これからの課題」そこをもっと膨らまして語って欲しかった。期待外れが正直なところかな。2021/11/24
Ted
4
'21年9月刊。✕野田政権から国家安全保障局長を務めた警察官僚である著者の退官記念本。書名と同じ第1章を除いて著者の古い論稿の寄せ集めなので章ごとの関連は全くなく、かつ如何にも官僚が書きそうな無味乾燥な文章なので面白味は微塵もない。資料としては価値があるかも知れないが一般書としては厳しい内容。ただ、安全保障は何も軍事に限ったことではなく、今や高度な科学技術と不可分の関係になっている以上、民間を含めた日本の技術を中国のような掻払いからいかに守るか、について考察した第1章の「経済安全保障の視座」は面白かった。2021/11/14
2
タイトルと内容の乖離が甚だしく、如何にも公務員の書く文章で読みづらい。この2点において印象が悪い。前NSC局長だなどと帯で煽る割に、インテリジェンスに関連した内容は5章中の1, 2章のみ。この売り方を考えた人間の神経を疑わずにはいられない。また著者の過去の寄稿の寄せ集めであり、各章に通づるものがない。公務員はよく、過去どのように議論・明文化され、どの法律に基づき、どのような分掌で、誰が行うかを気にするが、そんなものは村の事情であり、我々からしたら重箱の隅である。法律の解説書と言われたほうがまだ納得がいく。2023/04/28
Kolon
2
北村滋氏のインタビュー部分とフランスのカルト教団問題に関しては興味深く読めたが、残りの政府組織や警察組織論に関しては、当方の専門性が足りない事もあり、余り食が進まなかった。2022/02/26
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