講談社現代新書<br> 会社がなくなる!

個数:1
紙書籍版価格
¥924
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価
  • ポイントキャンペーン

講談社現代新書
会社がなくなる!

  • 著者名:丹羽宇一郎【著】
  • 価格 ¥869(本体¥790)
  • 特価 ¥499(本体¥454)
  • 講談社(2021/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065249598

ファイル: /

内容説明

「こんな世の中で、自分は、自分の会社は
今のままやっていけるのだろうか」

そう不安に思っている人は少なくないでしょう。

やっていけません――それが私の答えです。


どうすれば世界に誇れる人材・組織になれるのか?


本書は、過去や世界に視野を広げながら、
将来の見取り図を描くことが狙いです。

・・・・・

■ すぐそこにある「コロナ以上の危機」
■ 会社が成長し続けるために必要なこと
■ 命とカネ、どちらが大事か?

■ 「SDGs」「ESG」の看板にだまされるな!
■ 会社にとって大事なのは「中身」と「実行力」
■ いまの株高は「ゴルディロックスのスープ」
■ 韓国よりも低い日本の平均年収
■ 株主第一主義から脱却せよ
■ 会社の本質とは何か
■ いまこそアダム・スミスに戻るべき理由
■ 日本が誇るべき「伝統的な商売哲学」とは?
■ 脱成長経済なんてありえない

■ GAFAも長くは続かない!
■ これから世界を支配するのは中小企業
■ ダウ採用銘柄に見る企業の栄枯盛衰
■ 今後は大企業の中小企業化が進む
■ 人材とアイデアをヨコにつなげて最適化せよ

■ いつまで上座・下座にこだわっているのか!
■ 社外取締役のウソ
■ DXでもタテ型社会は変わらない!

■ アメリカと中国、真の覇権国はどっちか?
■ 米中衝突時代に求められる日本企業の役割
■ 中国を封じ込めることはできない
■ 米中は共存共栄せざるを得ない
■ 根深い白人至上主義
■ 人口逆転に対する白人の恐怖心
■ 中国は分裂していく方向に進む

・・・・・

以上のように、本書が扱っているテーマは、
ウィズコロナ社会、資本主義の変遷、
会社の栄枯盛衰、日本企業のタテ型社会、
米中新冷戦……と多岐にわたります。

会社と仕事をめぐっても課題は山積しています。

いっこうに上がらない給料の手取り、
あとを絶たない不祥事、
創業やイノベーションの遅れ……。

そうした問題意識を中心に据え、
これから日本の会社と私たちの仕事が
どんなふうに変わっていくのか、
あるいは変わっていかざるをえないのか。

会社大変革の時代を私なりに予測し、
ともに考えていきたいと思います。

これからは、変わる勇気と覚悟を持った
組織だけが生き残り、
これからの世界を支配する!

目次

序章 すぐそこにある「コロナ以上の危機」――会社が成長し続けるために必要なこと
第1章 「SDGs」「ESG」の看板にだまされるな!――会社にとって大事なのは「中身」と「実行力」
第2章 GAFAも長くは続かない!――これから世界を支配するのは中小企業だ
第3章 いつまで上座・下座にこだわっているのか!――「タテ型組織」を変革して会社を新生せよ
第4章 アメリカと中国、真の覇権国はどっちか?――米中衝突時代に求められる日本企業の役割
終章 カネでは買えない「信用・信頼」で勝負しろ!――企業が重視すべき「心の文化」とは

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

66
著者は伊藤忠商事の元会長の丹羽宇一郎氏。一向に上がらない給料、あとを絶たない不祥事、イノベーションの遅れなど、会社大変革が必要とされるこれからの時代に、会社と私たちの仕事がどう変わっていくべきかを提言した一冊。会社にとって大事なのは「中身」と「実行力」、これから世界を支配するのは中小企業、「タテ型組織」を変革、米中衝突時代に求められる日本企業の役割、の4つの章で構成。伊藤忠社長や中日大使の時の経験談、世界からみた日本の姿など勉強になりました。2022/11/01

まゆまゆ

16
いつの世も社会がいきなり変わることはなく、人間の行動がどう変わったかによって社会が変わる。現代のコロナ禍の世界は原点を見つめ直すチャンス。株主第一主義はもう終わり、従業員にきちんと還元できる会社が生き残る。そもそも働き方もこれから大きく変わっていく。いつまでもタテ社会の日本企業でいいわけはない。ただしこのタテ社会は大企業では戦後ずっと変わることはなかった……2021/11/22

よしどん

11
どういう経緯で読もうと思ったのか覚えていないが、これは当たりだった。まず文章がこなれていて読みやすく、ところどころに刺さる言葉が散りばめられているのにあまり説教臭くない。自分が思ったことを素直に文章にしているのだろうな。一気に読んだので少し間を空けて忘れかけたころに再読しようと思う。出版されてから1年経っていないので内容も新鮮で面白かった。2022/02/18

大先生

10
これまでも「会社」という存在の働きや内容は時代とともに変化してきたし、これからも変わるだろうという趣旨で「会社がなくなる」と表現しています。米中関係等の世界情勢に関する分析などもありますが、丹羽氏が最も伝えたかったことは、【人口が減っても新しい仕事を生み出していけば日本は成長する。脱成長なんて寝ぼけたこと言うな。日本の若者(新エリート)よ、死ぬまで努力しろ】ということでしょうね。因みに、これは私なりの超訳ですので、あしからず(笑)それにしても熱い人です。そんな丹羽氏がZ世代に期待しているのがやや不思議。2025/03/24

ゆきを

9
コロナ禍で環境変化が進むなか、これまでのように大企業が生き残っていくのは困難。では、どんな企業が勝ち残るのか?主語を「企業」から「ビジネスマン」に置き換えると、自分はどう立ち回るべきか見えてくる気がしました!2021/11/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18572422
  • ご注意事項

最近チェックした商品