内容説明
Rをより有効に利用するためには,Rのパッケージを作成するか開発したツールからRを効率よく利用することなどが必要な場合がある。本書では,Rパッケージの作成,Rコマンダーのカスタマイズおよびプラグインパッケージの作成,作成したツールおよびその利用などについて,パッケージやツール開発の経験者が分担執筆。
目次
第1部 RとC++によるパッケージ作成
RとC++の連携について
開発環境について
Rcpp.package.skelton()によるパッケージ作成
パッケージ作成の実際
第2部 Rコマンダープラグインの作成~EZRの発案から誕生までをサンプルとして
Rコマンダーのカスタマイズの概要
Rコマンダーのカスタマイズの詳細な手順
プラグインパッケージの作成
第3部 PerlとRを使ったツール作成
PerlからRを利用するには
Perlでデータ取得からグラフ作成までを自動化
Perlで作成したツールを配布する
Perk製の計量テキスト分析ツール「KH Coder」
第4部 JavaとRによるデータ解析ツールの開発
開発および実行環境の準備
JRIでJavaからRを利用する
JRIによるRの対話的な利用(コンソール)
JavaGDによるJavaのグラフィックデバイス