内容説明
本巻では、国内外の森林地帯に暮らす人々が保有する民俗知の現在を紹介しつつ、それらが森林保全、林産資源の持続的利用、地域づくりといった社会・環境問題とどのように関わっているのか、あるいは関わりうるのかについて論考することで、現代社会における新たな森と人との関係性のあり方を探っていく。
目次
森とともに生きる人々の文化と民俗知
第1部 民俗知を知る―熱帯と冷帯に暮らす森の民の事例から(民俗知と科学知:カメルーンの狩猟採集民バカの民俗知はどのように語られてきたか
森林環境問題と住民の森林観:なぜプナンは森林を守るのか
熱帯林ガバナンスの「進展」と民俗知
近代化と知識変容:カナダ先住民の「知識」をめぐる議論と実践)
第2部 民俗知をつなぐ―国内山村の事例から(和紙原料栽培の民俗知から見る新たな森林像
山を知る:森とともに生きるマタギたちの民俗知
ありふれた資源をめぐる民俗知:山菜・キノコをめぐる民俗知とその現代的意義
保護地域を活用した地域振興や山村文化保全の可能性)
第3部 民俗知のゆくえ―まとめにかえて(民俗知のゆくえと現代社会)
-
- 電子書籍
- 明智光秀と細川ガラシャ ──戦国を生き…
-
- 電子書籍
- スーパー戦隊 Official Moo…
-
- 電子書籍
- 冬Walker首都圏版2017 ウォー…
-
- 電子書籍
- 週刊パーゴルフ 2016/6/7号
-
- 電子書籍
- 幻影少年(4) 少年サンデーコミックス