内容説明
X線CTに関する専門書・テキストはこれまで多くが出版されているが、医学用途を対象としたものがほとんどであった。近年では、X線CTを工業用ないしは研究用に利用する機会が増えてきている。本書は、産業界および学術界で様々な研究、開発、設計、品質保証に携わるエンジニア、研究者および学生に向けて書かれたものである。基礎から応用まで、物理から工学まで、ソフトからハードまでをカバーするX線CTのバイブルと言える。
目次
第1章 歴史と現状
第2章 X線イメージングの基礎
第3章 3D画像再構成
第4章 ハードウェア
第5章 応用イメージング技法
第6章 X線CTスキャナーと応用例
第7章 3D画像の基礎
第8章 3D画像処理と3D画像解析
第9章 4D画像解析
第10章 寸法・形状計測