内容説明
次代を担う児童生徒たちにとって必要となる資質・能力の1つとして、数学的モデリング能力が注目されている。本書は、著者が提出した博士論文『原場面に着目した数学的モデリング能力に関する研究―フッサール現象学の方法と応用反応分析マップを援用して―』を加筆・修正したものである。モデリングの評価の一助となる研究でもあり、モデリング能力の枠組み構築とともに、モデリングの実際を視覚化する方法を提供している。
目次
第1章 はじめに
第2章 数学的モデリング能力の枠組み
第3章 新たな数学的モデリング能力の枠組みの提案
第4章 数学的モデリング能力についての実験調査
第5章 原場面に着目した数学的モデリング能力の特定
第6章 おわりに
付録 数学的モデリング能力の実験調査に関する資料