内容説明
本書では、テューキー・クレーマー法、ダネット法、ゲイムス・ハウエル法などのよく知られた多重比較法について紹介し、これらの手法を優越する多重比較法について述べ、その優越性の数学的証明を与えている。いくつかの(金融)商品価格の変動の違いを解析することが可能な分散の多重比較法についても記述している。
目次
記号表
第1章 手法の紹介による進化の過程
第2章 すべての平均相違に関する多重比較法
第3章 対照群の平均との相違に関する多重比較法
第4章 正規分布モデルでの分散の多重比較法
第5章 平均母数に順序制約がある場合の多重比較法
第6章 検出力の比較
第7章 順序制約のある場合の統計量の分布の数値計算法
付録