森林科学シリーズ 1<br> 森林の変化と人類

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森林科学シリーズ 1
森林の変化と人類

  • 著者名:中静透/菊沢喜八郎【編】
  • 価格 ¥3,630(本体¥3,300)
  • 共立出版(2021/09発売)
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  • ISBN:9784320058170

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内容説明

第1巻では、森林の変化と人類の関わりの歴史を振り返り、本シリーズ続巻を読む上での基礎的な知識を修得する。

目次

森林と人間の歴史
第1部 森林の変貌(世界の森林減少の歴史
日本列島の森林の歴史的変化―人との関係において)
第2部 森林の構造・機能と生態系サービスの変化(森林の変化と樹木
森林の変化と生物多様性
森林の変化と生態系サービス)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Schuhschnabel

5
日本を中心に、人間活動が森林にどのような変化を及ぼしてきたかがまとめられている。だが、全体としての統一感があまり感じられずまとめづらい。その中でも、島国ゆえに人口に対する利用可能な森林面積が小さかったからこそ、日本では世界に先駆けて育成林業が発達したということは何となく理解できた。一度失われた生態系サービスを取り戻す技術を持っていない以上、現在の生態系を保全することは感情論を抜きにしても重要なことであるという至極当然の感想を抱いた。2022/03/10

S.J.

1
当書籍では日本と世界の森林の変化に人類が及ぼした影響について、面積、歴史、森林の構造や機能、生物多様性の観点から論考している。文理両面から様々に論考されているが、これらに通底するのは森林の生態系が人類に提供する総体的な利益(生態系サービス)の低下に対する危機感である。「木を見て森を見ず」という言葉があるが、現代は正に「森を見て生態系を見ず」という状態であり、この状況を何とか改めなければならないという意図のもとに当巻及び当シリーズは編集されている。2022/07/18

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