内容説明
情報倫理を学ぶ人に向け、「情報セキュリティ技術の確立」「法律などの整備」「社会としての倫理観の醸成」といった3つの課題を実現するための基礎知識を提供する。インターネット上でのトラブル対策の説明を拡充した改訂版。
目次
第1章 インターネット社会と情報倫理
第2章 インターネット社会で抱える問題
第3章 情報セキュリティとは
第4章 情報セキュリティの技術的対策
第5章 インターネット社会と法
第6章 情報倫理教育へむけて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶ
1
セキュリティの概念は昔からあったけど、サイバー戦争などが話題になる昨今、この分野は俄然ホットな領域に躍り出た感があります。教科書も沢山出てきたので全部を読み比べる暇はないのですが、本書は比較的よくまとまった良書であるように思います。セキュリティ全体の話をたかだか200ページの中に押し込む分、技術的な詳細は省かれていて、例えばSQLインジェクションとかXSSのような話は、読んでもよくわからない程度の記述しかないけど、それは仕方ないしょうね。私には事件の事例紹介(宇治市の事件とか)が豊富なのが有難かったです。2015/02/14
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