内容説明
本シリーズは,数学の急所と思われる部分,理解に困難を感じると思われる部分,また数学全体の理解に役立つと思われる部分を要点ごとにコンパクトにまとめたシリーズである。第16巻の本書は,群論を初めて学ぶ人のために,その重要性がよくわかるように工夫された入門書である。本書のカバーする範囲は群の初等的理論に過ぎないが,泥臭くとも具体的な例を多く扱い,その手ざわり感が伝わるように努めた。読者は,抽象的な群を身近な存在として感じることができるだろう。
目次
第1章 トランプと群
カードを切る
数の合同 ほか
第2章 置換とサイクル
奇数枚の場合
置換表示 ほか
第3章 群の一般論
3次対称群
いろいろな例 ほか
第4章 いろいろな群
2面体群
直交群 ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
16
再読。問題もなるべく解きながら、じっくり読んだ。置換とトランプのシャッフルを繋げて話を展開していくのは面白いが、一般論に入ってから急激に難しくなる。二面体群などは「絵」を用いた説明が欲しいように思う。2022/02/19
オザマチ
16
再読。ちょっと説明に変なところがある(後で定義される言葉を先に使っていたりする)が、色々と例を挙げて抽象的な群論のイメージを持たせようという意思が感じられる。p.130の循環小数に群論が絡んでくるという話は面白かった。数と計算についてより深く理解するために、代数学の概念が有用であるということが分かった。2021/08/22
takao
2
応用事例がほしい2017/05/17
NulliusInVerba
1
説明がわかりにくい。 誤植が多い。 証明のいくつかに不備がある。2016/05/23
こたろう
1
群論関連なら、石井さんのガロア本の方がわかりやすい。2014/08/26
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