約束してくれないか、父さん 希望、苦難、そして決意の日々

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約束してくれないか、父さん 希望、苦難、そして決意の日々

  • ISBN:9784152100467

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内容説明

2015年、オバマ政権の副大統領バイデンは、私生活では脳腫瘍で余命宣告を受けた息子を抱え、公務では国内の人種問題や東欧の紛争の調停に追われていた。さらに大統領選出馬への決断の時が刻々と迫る……。「人間」バイデンの原点に迫る、家族の絆と再生の物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

100
上院議員に当選直後に妻と娘を交通事故で失うとは、天国と地獄を同時に味わったようなものか。それから40数年後、事故を生き残って将来が期待されていた息子が脳腫瘍で死に瀕しているのに立ち会わねばならないとは。しかも自分はアメリカ副大統領の座にあり、容赦なく発生する内外の重要課題への対処や次期大統領選出馬の決断を迫られるのだ。普通の人なら一切を投げ出して息子に付きっきりになるだろうが、彼は父親に「出馬すると約束してくれ」と訴えながら力尽きる。トランプとの激しい選挙戦を勝ち抜いたバイデンの原動力はここにあったのか。2022/01/12

みみりん

6
バイデン大統領が交通事故で妻子を亡くされていたことは聞いていたが副大統領の時に息子を脳腫瘍で亡くされていたことは知らなかった。副大統領として忙しく世界中を回っているときに親としてこんな困難な状況であったとは。一番印象に残ったのは殉職した警察官の妻と親のもとに駆けつけ抱きしめ自分の連絡先を伝え、逆に息子の葬儀の時にその警察官の親がはるばる車で訪れ無言で抱きしめてくれたエピソード。子どもを失った親のつらさは同じつらさを味わったものでないとわからないほどの苦しみなのだと思う。2022/01/09

はまななゆみ

4
息子を亡くしたバイデンの心情が響きました。ウクライナ問題に関する記述もあり、今につながる状況が興味深い。2022/01/29

Go Extreme

4
バイデン家の感謝祭 目標をもつ なぐさめ 信頼 忙しくする 父さんじゃなきゃ、だめなんだ 想定内のリスク ホームベース 真実を伝えてください 帰らないでくれる? 出馬だ(ラン)、ジョー、出馬してくれ(ラン)2021/10/13

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