内容説明
「1手ずつ解説する○○」シリーズの第4弾として、ついに「先手中飛車」の出番がやってきました。著者は生粋の振り飛車党であり、「戸辺攻め」を得意とする戸辺誠七段です。
従来の定跡書は1で何手も指し手が進むことがありました。しかし本シリーズは4手程度と短いことが特徴で、その分、1手ずつ詳しく丁寧に解説しています。また、単なる定跡手順の解説にならないように、「▲6八銀は中飛車にとっての準備運動」、「攻めが続くなら角は切るもの」、「迷ったら勢いのある手を選ぶ」といったように、中飛車を指すうえでの心得を、戸辺七段らしい言葉で語ってくれました。
先手中飛車は守備力が高く、しかも自ら攻めていきやすい戦法です。ぜひ本書を読んで、豪快に攻めて勝つ楽しさを味わってください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
17
1手ずつ解説シリーズ、先手中飛車編。簡単な戸辺攻めが学べて、いい入門書。 /▽81飛車には、▲96歩がセット。桂馬攻めには角を左に引いて、▲97角のカウンターを狙う。/一直線穴熊は、▽43金を急がない。先手に銀金交換されるのを防ぐ。/穴熊戦は。▲75歩と位をとって、浮き飛車から石田流にし、左辺で軽くさばく2022/06/09
こまごめ
11
コラムのみ読む。先輩でも後輩でも人を褒めるって素晴らしいな。息子さんの野球練習に付き合っているそうですが、横浜ベイスターズのファンの戸辺先生、ベイスターズの始球式とか呼ばれないですかね?2024/05/01
アンパッサン
2
あらためて読み流す。角交換した後の角打ちスペース作るのと、左桂の交換で競うなら戸辺、じゃなかった跳べは、わかっているつもりだけど実践で意識できているかどうか。ホントにこの本は素晴らしい。2022/04/12
アンパッサン
2
二周目、以上。たびたび開いては読み通し、開いては読み通しているので本当は何周かしている。その手を指す動機付けを思い返すために。『こだわりのゴキゲン中飛車』も秀逸だったが、この本はもっと明確(もっとも先手中飛車と銘打っているのだから別種ともいえるのだが)。一手ずつシリーズは何度も読み返しやすいのでありがたい。手になじむまで繰り返すわ。2021/10/26
アンパッサン
2
はっきりスッキリ、読みやすくわかりやすい先手中飛車本(実は戸辺先生のサイン入りなのだ!)。頭の中のごちゃごちゃが、明確に整理整頓されたって感じ。読んでいて、ためになるを通り越して嬉しくなってしまう。これだと何度でも読み返すことができる。このシリーズ、全くはずれないから振り飛車党は買い。戸辺中飛車好きはぜったいに買い!2021/09/29
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