内容説明
西洋と東洋が交錯する町、イスタンブール。ブルーモスクとともに市中に聳える聖ソフィア大聖堂は、六世紀、ビザンティン帝国のもっとも格の高い聖堂として建てられ、皇帝の戴冠式をはじめとする数々の儀式が行われた場所である。大聖堂の建築様式と堂内に飾られた壮麗なモザイク画を豊富な写真で紹介しながら、千年の栄華を誇った大帝国がオスマン・トルコの征服によって滅亡するまでの運命を読み解く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
つちのこ
45
この夏、トルコを旅した。イスタンブールで奇しくもアヤソフィアの前に立った。天を突く巨大さと他を圧倒する要塞のような外観に目を見張った。しかし観光ツアーの宿命か、隣接しているブルーモスクの見学はあれど、アヤソフィアへの入場は叶わなかった。東ローマ帝国時代にキリスト教の大聖堂として建設されたが、ニカの反乱で消失し、イスラム教のモスクとなっていく数奇な運命は歴史のいたずらか。本書は漆喰の壁に隠されたモザイク画の存在や巡礼者から見た歴史の一端を軸に詳しく語っている。トルコの知られざる歴史を垣間見ることができた。2025/09/13
中島直人
9
コンスタンティノープル、イスタンブール、ビザンティウム。一番行きたい街。絶対行こう。2015/09/19
こぽぞう☆
6
書名からは他も扱っているみたいに見えるけど、聖ソフィア大聖堂とそのモザイクの話。聖ソフィア大聖堂が現在の形に建てられたのは6世紀。日本では聖徳太子が活躍するちょっと前。法隆寺が建てられる100年くらい前かな?彼我の建築・美術を比べてみるのも面白いな。2015/12/29
じょあん
4
ハギア・ソフィアに行きたくて仕方なくなる本。扱われているのはほぼハギア・ソフィアについて。電子書籍なら図版がオールカラーなのがうれしい。ビザンツ帝国とハギア・ソフィアがたどった歩み、有名なモザイクの持つ意味、オスマン建築にハギア・ソフィアが与えた影響などがわかりやすく述べられている。2023/02/02
のんき
3
聖ソフィア大聖堂とそこに現存するモザイク画がいつどのような経緯で作られたか(改修されたか)を紹介することを中心にビザンティン帝国の歴史を辿る。塩野七生の『海の都の物語』を読んで間もないので、本書でヴェネツィアがなんのためらいもなく悪者扱いされていることにちょっと苦笑いした。2009/10/03
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