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内容説明
兄妹達を守るため、シャン・チーが立ち上がる!
シャン・チーは生まれた時から、父であるゼン・ズーと、彼がリーダーを務める犯罪組織、ファイブ・ウエポンズ・ソサエティに仕えるために訓練を受けてきた。ゼン・ズーの死後は組織の魔の手から逃れていた彼だったが、ある日、謎の刺客の襲撃を受ける。刺客を放ったのは、ファイブ・ウエポンズ・ソサエティの新たなリーダーにして、シャン・チーの生き別れた妹、シスター・ハンマーであった……。
●収録作品●
『SHANG-CHI』#1-#5
2021 MARVEL
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Myrmidon
2
なるほどバランス良く面白い。アメリカにおける中華系移民の在り方、ルーツであり呪いでもある「家族」、それを象徴する「傷」、さらにそれらを列強による侵略行為としての義和団事件と絡めて民族的アイデンティティの側面まで描きつつ、バカカンフーものの匂いもある。唯一の欠点は、主人公のシャン・チー自身が優等生的過ぎて魅力が薄い点か(それも中華系移民ゆえの処世であることも描かれるが)。むしろ妹のシスター・ハンマーの方がキャラとしては魅力的かなあ。愛と憎しみ、悲しみを秘めたマッチョハゲ女子はキャラが強い(笑)。2021/09/14
じぇろポーta
1
元アベンジャーだったり元MI6所属だったりなかなかシャンチーの経歴楽しいな。(異母)兄妹たちがみんなキャラ立ってて良し。ダガーはかわいいしセイバーは愉快だしハンマーは不憫強いし。途中セイバーがなんか不穏なリアクションしてたがあれは続編シリーズのなにか伏線だろうか…?三人の最高の笑顔でTHEENDの後にめっちゃ不吉な親父のコメントで終わるのもたまらない。ぜひ続編シリーズも邦訳されてほしい。2021/09/05
fap
0
格闘家ならば拳で語れ。 口で争うな。 2021/09/18
brzbb
0
ライターは『アメリカン・ボーン・チャイニーズ』のジーン・ルエン・ヤン。アメリカにおけるアジア系としての物腰や言葉使いとか、アイデンティティも描かれるけど、世界中に散らばる秘密結社とか必殺拳宗家(ハウス・オブ・デッドリー・ハンド)とかMI6の女スパイとか宗家筆頭のキャラ立ってるし、外連味とポップさが爆発してる。続きが読みたい。2021/09/02