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内容説明
スマホのアシスタントAIとの小旅行を楽しむ「スマートアシスタント」、人間の足を作る手術の為にバイトする人魚の「渚」シリーズなど、出会いと別れと、出会いを描いた短編たちに20ページ以上の描き下ろしをくわえて待望のコミックス化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nas
4
オモコロで載ってて気になってた漫画だけどやっぱ割と好きだな。女性キャラがいい2021/09/08
まみ
3
淡々としている。淡々とした日常の中に当たり前のように不思議が顔を出す。なかなかよかった。2023/04/26
Fumitaka
2
『スマートアシスタント』友達や恋人が人の形をしている必要がどこにあろう。そういう考え方はSFでいう「人型至上主義」という意味のアントロポモルフィズムかもしれないのだ。『生水』正統派のSF。素晴らしい。『旬』全然きれいに終わらないし、綺麗じゃなく描かれているこの関係が逆に作品として「綺麗」でもある。「綺麗は汚い」だ。俺は美しくて「好き」だ。『渚』生活感のある人魚ネタ。よい。さっきの『生水』もそうだが、非日常が「日常的」として描かれる作品こそ、シュヴァンクマイエルの言う正統派のファンタジー作品である。2021/10/09
If...
1
純漫画2023/03/29
坂津
1
ウェブデザイン会社に勤めるサラリーマン・山村は、海岸で人魚・渚に出会う。彼女が海岸にやって来た理由は、整形手術で人間の足を作ってもらうためだった――。オモコロという媒体に連載していたことが不思議に思えるほど落ち着いた雰囲気を纏った表題作「渚」などを収録した短編集。あっさりとした画風でありつつも過度にデフォルメされておらず写実寄りで肉感的なキャラクター、画風と調和した淡々と進んでいく静かな物語が魅力。「渚」の前日譚と後日譚が書き下ろされており、山村に出会う前に渚がどう生きてきたのか知ったのは大きな収穫。2021/09/05