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内容説明
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。身近な生物で、危険な「毒」を身に付けている生物に絞って詳しく紹介。その毒の種類や症状、遭遇度レベル、危険度レベル、生息エリアやよく出会う場所、季節、その毒生物を避けるための予防、対処法、似た生物との見分け方など1つずつディープに掲載。監修者には昆虫博士、植物博士、海洋生物博士の3名。かぶれる程度のウルシ、毛虫から、ヒアリ、カツオノエボシなどうっかり刺されたら命が危険な生物まで、子どもと親で一緒に覚えておきたい 日本全国で遭遇度の高い生物を詳しく写真と細密画で紹介しています。本は上製本で、飾っておきたいくらいの美しい絵と体裁。工夫点は「よく間違えやすい生物」の写真、特徴を掲載し、比較。また「毒レベル」の表示の仕方を単純に致死量のLD50で表現するのではなく、子どもにもイメージしやすいよう、食べて毒のものは「ネズミが何匹死ぬレベルの毒か」をネズミの匹数で表し、刺された時の痛さを注射の何倍痛いか、蚊の何倍痒いか、など、親子で読み応えのある1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
85
きれいな挿絵とともに日本で一般的な毒生物が紹介されている。植物、海の生き物、昆虫、爬虫類・両生類etc。代表的なところはとりあげられているがアジサイや水仙、イモリなども毒があるもののと仕上げられていないのが残念。毒の強さ、痛さの強さ、痒みの強さが数字で相対的に書かれているのは面白かった。随分前に釣りをしていたときに小さな黒い虫のような何かに刺され足が猛烈に腫れて熱も出たことがあって今考えるとマダニだったのかもしれない。とにかく野外に出かけるときは注意したいものだ。図書館本2018/08/01
藤月はな(灯れ松明の火)
61
自然には身近な危険(主に毒系)がいっぱい。そんな危険な生物を紹介した面白い本です。また、危険レベルだけでなく、予防法・対処法、更には似たような生物の紹介なども分かりやすく、記されており、助かります。個人的にイラガの被害は、学校の周囲に桜が植樹されている事で悩まされる事が多かったです。その為、桜が咲く度に葉桜の頃を憂い、葉桜が虫食いだらけになる季節、通学する度にイラガ爆弾(踏むと気持ち悪いし、飛ばされた毛が刺さり、痛い)に注意しながらも恐怖と桜の植樹を提案した者への憤激が収まらない学生時代を過ごしたものです2024/04/13
アナクマ
28
綺麗なイラストとともに。シキミの実は香辛料の八角に似ている。「持っているだけで違法になってしまう毒物・劇物取締法」対象物だそう。売ったり配ったり、捨て方にも責任がともなうらしい(AI調べ)。イチイの種子は3粒で致死量。カエンタケ。致死量3グラム、触れただけで皮膚が爛れる。イラガやチャドクガ、困ったやつら。粘着テープで毒針毛を除去し、抗ヒスタミン剤含有のステロイド軟膏を。アナフィラキシーショックもあり得る。しかし、なんといってもヤバいのはマダニだと思う。野生動物や屋外ペットを通じてウイルスを運ぶ。2025/12/19
バニラ風味
19
緻密な絵が素晴らしい。時には実物よりも大きい絵もあり、苦手な人は、虫のページあたりに注意です。海辺にいる毒のある生物の紹介から始まりますが、なんとまあ、こんなに毒のある生きものがいるとは…恐ろしくなります。むやみにさわらないこととか、素足で歩かないこと、とか、もちろん注意すれば良いのですが。もし、刺された時などの対処法、そして、毒の成分なども書かれています。写真も豊富で、子どもと一緒にこの本を見ると、良い勉強になるのでは。2022/08/20
はるごん
17
毒や危険生物が好きな息子はこういう本に惹かれます。「買って欲しい」とねだられて購入。少し難しい気がしたが楽しんでました。危険度レベルが載ってるのが良かったらしく何度も読んでます。2023/10/03
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