文春e-book<br> アルゴリズムの時代 機械が決定する世界をどう生きるか

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文春e-book
アルゴリズムの時代 機械が決定する世界をどう生きるか

  • 著者名:ハンナ・フライ【著】/森嶋マリ【訳】
  • 価格 ¥1,700(本体¥1,546)
  • 文藝春秋(2021/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163914220

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内容説明

アルゴリズムは強力だ。しかし、落とし穴もある。
機械が入り込んだ日常で、コンピュータと人間の共存の道はあるのか!?

買い物、自動運転、医療診断、犯罪予測、裁判の判決、芸術……。
人の判断より機械の判断を優先させるべきなのか?
どんな時に機械に頼りたくなる気持ちを抑えるべきなのか?
その答えを見つけるために、アルゴリズムをこじ開けて、その限界を見極めよう。
数学者であり、コンピュータオタクであり、ベストセラー作家である著者による、
機械とデータの社会を生きていくための必読の書!

【ベイリー・ギフォード ノンフィクション賞最終候補作】
人の意思決定は少しずつ、機械に任されるようになっている。
だが、その機械の実体「アルゴリズム」は、どんなプログラムで、どんな狙いで、実際何をしているのか?
一方で、信じられないミスも犯すことを知っていただろうか?

アイダホ州の「予算管理ツール」は、障害者助成金を無闇にカットしてした。
腫瘍を発見できるアルゴリズムは、正常な細胞までがん細胞と言い立てた。
自動運転は、いざ運転手が対応するしかなくなったときに判断を遅らせる。
テロ組織と似た名前の学会に属していた建築家は10年も米国に帰れなくなった例もある。

アルゴリズムは、思ったよりもずっと凄いが、思ったほど万能ではない。
必要なのは、何ができて何ができないかを知り、人間がアルゴリズムのどこを補い、どうやってつきあっていけばいいかを知ることだ。
本書を読めば、間違いなくその第一歩を踏み出せるはず。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

207
コンピュータ、インターネット、AI(ディープラーニング)、スマートフォンとそれを介したサービス等。技術は望もうと望まなくとも確実に洗練されていく事になります。これらを利用しないなんて、ハードモード。それは修行⁇ であれば、どの様に利用するかを考える方が建設的なのかなぁと、思う訳です。ディープラーニングは素晴らしい汎用性と結果を出していますが、土台にしているベイス統計は誤りを許容しており、ディープラーニングの示す演算結果は“常に”最適解を示す訳では無い事を念頭に置くのが良いのかと。2021/12/01

よっち

28
買い物をしたり検索すると、いろいろ出てくるおすすめや広告。人の意思決定を少しずつ任されるようになったアルゴリズムの可能性と課題を語る一冊。司法、医療、自動運転、犯罪予測、芸術…人間が判断するしかないと思っていた様々な局面で、驚くほど大きな役割を果たしている一方、万能足り得ない現時点での様々な課題。精度を高めるために必要な情報を簡単に渡して良いのか、イレギュラーや情報不足ゆえの誤りといったリスクをどう許容するのか、もはや切り離せないものになりつつあるからこそ、上手い付き合い方を考えてゆく必要がありますね。 2021/10/09

masabi

10
【概要】アルゴリズムを信奉するのでも排除するのでもなく、人の意思決定を支援するツールとして位置づけることを主張する。【感想】ネットショッピングでのおすすめ、広告といった日常生活から医療機関、犯罪捜査での活用といった専門性の高い分野までアルゴリズムは普及している。しかし、アルゴリズムも無謬ではない。アルゴリズムに判断を委ねるのではなく、間違いがあれば矯正し、人の選択を支援するに留める。情報をどこまで明け渡すか、アルゴリズムを利用する上でどこまでリスクを許容するかなど議論の必要な点が多い。2022/10/22

izw

9
「アルゴリズム」を現状AIと呼ばれている大量のデータを元に機械学習して構築される仕組みに限定して、その限界と問題点について考察している。判決、医療、自動運転、犯罪、芸術と機械学習の適用が期待され、もてはやされている分野において、現状を踏まえ、限界と危険性を見据えたうえで、有効な活用方法についても述べている。冷静な目を通して、第3次ブームと騒がれていた「AI」の近未来が非常によく分かる。強いて言えば、よくまとまっている反面、意外な事実、突飛な予想はなく、面白みには欠けるのが難点か。2021/10/24

こもも

4
アルゴリズムの内部でどんなことが行われているか考えもせずに、アルゴリズムが出す答えを、そっくりそのまま受け入れてしまう人があまりに多い。(例に漏れず、私も…)しかし、人間がそうであるように、アルゴリズムもミスを犯す。 不公平でもある。完璧で公平なアルゴリズムを作るということに固執するのではなくて、アルゴリズムがミスを犯したときに、簡単に矯正できるように設計しておくことが大事である。人に指示するのではなく、人が下す判断をサポートするように設計する。あらゆる段階で人が介入できるのが、最良のアルゴリズムである。2021/11/27

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