ベイスターズ再建録 ―「継承と革新」その途上の10年―

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ベイスターズ再建録 ―「継承と革新」その途上の10年―

  • 著者名:二宮寿朗【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 双葉社(2021/08発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575316308

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内容説明

98年の栄冠から幾年月か。客席もまばら、順位はたいていBクラス。チームだけでなくフロントも「最弱」と言ってよかったゼロ年代以降のベイスターズ。そんな球団を変えたのは、野球ド素人の新興IT企業だった。DeNAがベイスターズのオーナーになって10年。今やリーグ屈指の人気球団となるまでの軌跡を、球団社長や中畑元監督といった顔役だけでなく、多くの「無名の社員」たちの仕事と共に追う。ビジネスのノウハウと人間ドラマ。両方のエッセンスが詰まったノンフィクション!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キムトモ

88
あとは優勝🚩日本一🏆だ🫵(ノ-_-)ノ~┻━┻優勝したら読む『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史』は神棚に…2023/07/05

アキ

87
先週末ベイスターズのオープン戦に横浜スタジアムを訪れた。父親に小さい頃に連れて行ってもらって依頼、48年振りの観戦だった。昔と違うのは、小さな子ども連れのお母さんや若い女性の観客が多かったことと、オリジナル醸造ビールの売り子たちがひっきりなしに回ってきていたこと。2011年に親会社がDeNAになり、1998年の優勝以降、閑古鳥が鳴いていた横浜スタジアムを2019年に座席稼働率98.9%を達するまでにしたプロジェクトが紹介されている。去年見たMLBのボールパークのように楽しむ企画が多くて、行って良かった。2024/03/11

しいたけ

76
父は大洋ホエールズのファンだった。巨人ファンの母が読売新聞をとってしまうので、記事が気に入らないと朝から新聞社にクレームの電話をかけた。「大洋が頑張ったのに何で負けた巨人のことばかり書くんだ!」。毎年シーズン初めにちょっと成績が良くて父も「今年はいけそうなんだ」と機嫌がいい。すぐにお約束にして安定の弱小ぶり。父の機嫌も悪くなる。父は子どもに一度だけ手を挙げたが、それも上の弟が大洋について不用意な発言をしたのでゴツンとやられてしまったのだ。チケットが取れない球団にするまでの熱い物語を、亡き父と重ねて読んだ。2023/07/13

るぴん

34
【横浜DeNAベイスターズ優勝記念】本拠地はガラガラ、成績は万年Bクラスの赤字球団がいかにしてチケットの取れない人気球団になったのか。球団社長や高田GM、中畑元監督、三浦監督、DeNAに移籍してからの球団職員、他の会社からの移籍社員、元選手等20人以上へのインタビューと10年間の記録。見えてきたのは人の繋がりと徹底したリサーチ、地域への貢献。CS〜日本シリーズ中に読んでいたこともあり、1人1人の情熱に胸が熱くなった。できることなら南場オーナーのインタビューも読みたかったな。ベイスターズ日本一おめでとう‼︎2024/11/05

ちはや@灯れ松明の火

25
優勝の喧騒も幾星霜、寂れ廃れたハマの球場に新興ITの黒船がやって来た。ガラガラのスタンドを青く染めることはできるのか。目玉商品は熱血監督、大きな声で挨拶からの出発、ノウハウないからアイディア絞れ。ハマの夜を彩る星の宴、投げ込まれたペンライトに滲んだ涙、勝利を越える娯楽はない。野球帽でキッズをキャッチ、マンホールからI☆YOKOHAMA、立地条件は最大限に活かせ。試行錯誤と先行投資で目指せ地域密着、人材開発と戦力分析で抜け出せ弱小球団。守れ伝統、走れ革新、さればチームの数多かれど、この横浜にまさるあらめや。2022/03/21

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