文学の扉<br> ぼくらのスクープ

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文学の扉
ぼくらのスクープ

  • 著者名:赤羽じゅんこ【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2021/08発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065242179

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内容説明

社会科見学でみた新聞記者にあこがれて、新聞係になって学級新聞を作ることにしたイダッチ。
相棒は、教室でもほとんど口をきかない変わり者の「魔王」。
スクープを追い求め、真実を新聞に載せたいと言うイダッチに、魔王は「ものの見方は人によってちがうから、真実も人によってちがうだろ」と、ぴしゃり。

ピンポンダッシュ冤罪事件、作文盗作騒動、歩きスマホでの事故……。
どれも真実を証明するのが難しい問題ばかり。
イダッチと魔王のでこぼこコンビは、最高の学級新聞を作りあげることができるのでしょうか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiaki

42
新聞記者との出会いから、学級新聞を作ることにしたイダッチ。謎多きクラスメイト魔王とコンビを組むことに!意見の食違いや、せっかく取材しても記事にできることはほんの一部分で、記事にすらならなかったり。2人がそんな苦い想いをしながら書き上げた学級新聞、思いの詰まった編集後記に胸アツでした。イダッチ母の言葉、“失敗するのがカッコ悪いんじゃない。何もしないほうが、ずっとカッコ悪いんだよ。”が心に響きました!これは高学年さん読んでほしいな。2021/11/15

みつばちい

28
社会科見学で会った新聞記者に憧れ、学級新聞を作ることにした主人公。相棒は変わり者の「魔王」スクープを狙いたいのに失敗したり、真実が分からなかったり、、魔王との仲もぎくしゃくして、発行を諦めかけるが、、⁉︎ 話も楽しいし、 最後の終わり方が小学生が読むのに良いなぁと思う。最後に新聞が載っているが、編集後記がよかった!2021/10/22

白雪ちょこ

23
表紙の小学生二人の凸凹コンビが、とてもいい味を醸し出していた。 ピンポンダッシュの濡れ衣を着せられたことにより、学級新聞で真実を伝えようとする主人公のイダッチ。 しかし、本当にいいことと悪いことの境界線は何なのか、新聞を通して何を伝えたら良いのかなど。 小学生の純粋な疑問なども、わかりやすく描かれていて、とても良かった。 大人になればなるほど、境界線が曖昧になっていくが、子供だからこそ少しずつ理解していこうとし、そして魔王の機転によって、濡れ衣も解決したところも良かった。 最後の学級新聞も可愛らしい。2023/02/03

omasa

5
最後についている、完成した学級新聞が◎価格1000000万円ウケた。小学生ってこう書きそう。魔王の漫画もナイス👍編集後記が全てを語っている。2022/06/03

suiu

4
学級新聞に真剣に取り組んでて、応援したい! 魔王の魔王tシャツキャラは必要なかった。2022/07/30

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