扶桑社BOOKS<br> 現代アメリカ保守主義運動小史

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現代アメリカ保守主義運動小史

  • 著者名:リー・エドワーズ/渡邉稔/江崎道朗
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 扶桑社(2021/08発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
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  • ISBN:9784594089450

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内容説明

[ニューディール連合]vs[保守主義者]
F.D.ルーズヴェルト「民主党」政権時代にワシントンを支配したリベラル派から、
第二次世界大戦後、「保守主義者」たちはいかに政治の主導権を奪還したか?
「リベラルびいき」の日米マスコミが報じないもう一つのアメリカ!
現代アメリカを多角的に理解するための必読書!

アメリカの「保守主義者」たちがリベラル派といかに戦い、政治の主導権を奪還したのか、その経緯が詳しく描かれた本書は、「保守主義者」たちの運動のバイブルなのだ。
同時に減税、規制改革、そして民間シンクタンクがなぜ重要なのかを解き明かした政治入門書でもある。
一読すれば、恐らくこれまでとは全く違った政治とのかかわり方が見えてくるはずだ。
(「はじめに」より)

第1章 保守主義の精神
社会主義への反撃─ハイエク『隷属への道』/稀有な連邦議会─タフト主導の共和党/ソ連のスパイ、チェンバースの『目撃』 ――ほか
第2章 運動を起こした人たち
アイクが好きだ/勇気の人、タフト上院議員/カーク『保守主義の精神』/『ナショナル・レヴュー』誌の創刊 ――ほか
第3章 プリンシプルに基づく政治
シュラーフリー『こだまに惑わされずに選択せよ!』/保守主義運動の反撃/ニクソン対「市民政治家」レーガン/ニュー・ライトと昔ながらの左派 ――ほか
第4章 与党になった保守派
成功した保守派─レーガン大統領誕生/「悪の帝国」演説とソ連の崩壊/保守派の前進とブッシュ大統領/レーガン風民主党員─クリントン大統領 ――ほか
第5章 運動の役割
ジョージ・W・ブッシュの二つの大統領の地位 ――ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかひろ

1
アメリカの保守主義って、エドマンド・バークを基にした古いものかと思ったら、WW2後の共産主義への対抗主義としては勃興したものと分かって驚いた。しかもその筆頭にくる規範集としての本が、ハイエクの「隷属への道」だとは。思いこみって良くないですね。あと、アメリカの保守主義は日本のそれと違ってかなりリバタリアニズム色が強いことも分かった。2024/10/18

水落健二

1
戦争による疲弊や大不況などで政府に頼る人たちが増えても、一定数の自由と自主独立の精神を持つ人たちがいて、それを大きくしていこうとする運動があって、今の二大政党のアメリカがある。 日本はどうか。政府に頼る人や公金を貪る人たちだけが大きな声をあげて、そうでない人たちは黙っているのが現状。 自主独立の精神で個人が声をあげ、政府の肥大を止める自由への運動を大きくしていかないといけない。 今の社会主義政策にはうんざりだ。2023/08/01

せいや

1
日本にとって経済的にも安全保障的にも最大の関係国のアメリカだが、意外と米国の国内事情は一般的に知らない。特に保守・リベラルなどの政治事情は日本にいるとよくわからないのではないか。アメリカには知日派もいれば反日派もいる。アメリカは一枚岩ではない。保守派は負けっぱなしだったが、地道に勢力拡大につとめて現在がある。政府に頼らない、自分たちでできることは自分たちがやる、自主独立の精神が何より大切であることが強調されている。米国の歴史や事情に詳しくないと内容がやや難しいが読む価値がある本だと思う。2022/03/01

ホリエッティ

0
巻末の人名録も有益2025/03/29

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