内容説明
気鋭の歴史作家として人気を集める著者が、自身の作品の舞台となった関東甲信の四七の名城の魅力を、余すところなく紹介。歴史作家ならではの視点で綴る各城の悲喜交々(こもごも)のエピソードはもちろん、北条早雲・武田信玄・真田昌幸・徳川家康などの英傑と各城との秘話逸話も読み応え十分。また、それぞれの城の攻防戦や縄張り(城の設計構想)などの情報も、イラストや写真を交えて臨場感豊かにわかりやすく解説。読めば必ず現地を訪れたくなる、もう一度行きたくなること請け合いの城郭ガイドの決定版!
【電子書籍特典】ウモさん(Webサイト「埋もれた古城」管理人)×伊東潤対談「中世古城を旅する楽しみ」
【掲載城】
東京都 滝山城・石神井城・江戸城・浄福寺城
神奈川県 小田原城・玉縄城・津久井城・三崎城・石垣山城・小机城
埼玉県 松山城・菅谷城・杉山城・忍城・岩付城
千葉県 国府台城・佐倉城・臼井城・本佐倉城・ 関宿城
群馬県 岩櫃城・太田金山城・松井田城・沼田城
栃木県 唐沢山城・祇園城・宇都宮城・足利氏館
茨城県 逆井城・額田城・小幡城・石神城
山梨県 新府城・躑躅ヶ崎館・岩殿城・若神子城
長野県 高遠城・上田城・大島城・旭山城・戸石城
静岡県 諏訪原城・下田城・興国寺城・丸子城・田中城・山中城
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鮫島英一
8
この作品を手に取る上で、注意することがある。それは作者が伊東 潤先生だという点だ。伊東先生は関東贔屓、北条贔屓ともいうくらい関東を主題にした作品が多い方。関東の城ばかり記されているのも道理なのだが、このことを知らないで書籍を手に取ると「なんだこれは。 西国はどうした?」とか見当違いの感想を抱いてしまう。あまりスポットの当たらない土の城を一つひとつ説明してくれるので、僕は評価するけど、このことは事前に知っておいてほしいな。2021/11/20
マシンガン
3
城探索の好きなコアなファンに向けた、謂わば作者からのブレゼント本。本書は特に関東近県の城を取り上げていて、ハンドブック代わりに持ち歩くのに最適。あ、作者のアドバイス通り、探訪先に合わせて必要箇所のみコピーを取らせて戴くのも、大目に見てもらえる…のかな。2021/09/10
竜玄葉潤
2
実質再読だけど、新書版での追加もあるので、読みました。2023/05/17
とり
1
千田嘉博著「城郭考古学の冒険」の後に続けて読んでみた。こちらは、関東甲信越を中心に個別の城に焦点を当てて紹介している。2023/06/17
mikoto_oji
0
期待して手に取ったのですが、読みにくく残念でした。説明書的な文体がだらだらと続いて、絵のない図鑑のようでとてもわかりにくかったです。作家が書いてるからいきいきとした描写を期待していただけにとても残念な一冊でした。2022/03/19
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