新潮文庫<br> センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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新潮文庫
センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

  • ISBN:9784102074022

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内容説明

雨のそぼ降る森、嵐の去ったあとの海辺、晴れた夜の岬。そこは鳥や虫や植物が歓喜の声をあげ、生命なきものさえ生を祝福し、子どもたちへの大切な贈り物を用意して待っている場所……。未知なる神秘に目をみはる感性を取り戻し、発見の喜びに浸ろう。環境保護に先鞭をつけた女性生物学者が遺した世界的ベストセラー。川内倫子の美しい写真と新たに寄稿された豪華な解説エッセイとともに贈る。(解説・福岡伸一、若松英輔、大隅典子、角野栄子)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

508
レイチェル・カーソンの遺作。まずタイトルがいい。しかも、内容はまさにタイトルそのままである。甥のロジャーとともに経験した自然の様態はいずれをとっても不思議と驚異に満ちている。月を背景にした渡り鳥の帰還などは、まさに神秘的ともいえる体験だっただろう。森そのものや苔、地衣類の匂いもまたそうだろう。そして、耳をすますことで得られる様々な鳥たちの声。それは大江健三郎のいくつかの作品に描かれる、長男ヒカルの物語にも呼応する。そして、末尾のカーソンの遺言めいた言葉も真に示唆的である。2024/06/22

やすらぎ

360
子どもたちは、いつも生き生きと新鮮で美しく、驚きと感激に満ちあふれている。大人になると、澄みきった洞察力や畏怖すべきものへの直感力が鈍り、失ってしまう。センス・オブ・ワンダーは、その感性を蘇らせてくれる。…自然の音に耳を傾けるだけでも、星の灯りを探すだけでもいい。…ほら幼木があるわ。リスのツリーにちょうどいい。こっちはもっと小さいから虫たちのツリーだ。足元を見て歩かないと踏んじゃうよ。…虫の音が聴こえてくる。演奏が終わる頃に冬がやって来る。…生命の輝き。自然に沈黙はない。レイチェル・カーソンのメッセージ。2021/09/23

ehirano1

225
タイトルが唯々美しい!そしてなぜか大切にしたいと思わせます。2025/01/02

はっせー

163
この本はレイチェル・カーソンさんと甥っ子のロジャーが自然との対話をまとめた本になっている。まるで詩のような美しい言葉でまとめてあり、読んでいて風景を想像できる。草花の綺麗さ。昆虫の不思議さ。自然の摂理。今の私達現代人に足りないのは、情緒ではないかと思う。道端に咲く花に気づく情緒が養えていない。だからこそ自然と対話することなく、自然を破壊してしまう。題名になっているセンス・オブ・ワンダーは、神秘さや不思議さに目をみはる感性と訳されています。私は、自然美と人間美の接合点にセンス・オブ・ワンダーがあると思った!2021/09/06

やっちゃん

127
エンタメに溢れた現代はそれを消費するのに大変で、もっと原始的な楽しみがあることを忘れていることに気付かされる。縁側に座って周囲を観察したりぼーっと自然の音を聴いたりしてみようかな。おじいちゃんみたいだけど笑。2024/09/03

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