内容説明
無類のウイスキー通である詩人・佐々木幹郎が、東京、大阪の知られざるバーで、そして聖地スコットランドの蒸溜所まで出向いて、最高の銘酒を破顔痛飲する極上のエッセイ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rosetta
19
ウイスキー好きの詩人がスコットランド、日本のバー、山崎、余市を訪ねたエッセイ。ページの半分は写真で、蒸溜所や店の姿は良いとしても酔っぱらいのオジサンの写真はなくてもいいかも(笑)美味しそうにウイスキーを飲むなぁというのがまずは感じる。素晴らしい幸せを齎してくれるウイスキーとの出会いを介添出来るこの仕事に携わる喜びともっと精進しなければという焦燥感に駆られる。それにしても土屋守が学習院大学の探検部だったとは知らなかった!自分の大好きな辺境ルポライターの高野秀行と経歴が被るじゃないか!酒のお供にこの1冊。2020/03/13
kiho
15
佐々木さんのウイスキーへの思いが紀行文で味わえる⭐それほど飲む機会がなかったが、ウイスキーには深い歴史と様々な融合性から生まれる味わいがあることを実感。日本のウイスキーのエキスパートも個性的で魅力的な人物が揃い踏み♪秋の夜長、じっくり味わってみたいけどその舌を自分が持てているだろうか…。2015/10/28
田舎暮らしの渡り鳥
7
ひゃー、村上春樹に抗える文章力。たっぷり酔ってしまう、父に貸そう。2019/11/21
あいちょ。
6
単なるスコッチ説明本ではなく、面白く読めた。 ウィスキーに関わる色んな専門の方の思いが素敵。2015/07/07
おけいさん
5
まぁ、読む前から予想できたけど、とにかくウィスキーを飲みたくなります。しかもストレートで。ウィスキーの香りについての表現が実に巧みで、さすが詩人の文章だと思わされます。私もスペイサイドやアイラ島に行って、現地の空気を吸いながらウィスキーを飲んでみたいです。でもまずは余市かな。山崎は行ったので。2015/06/09
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