朝日新書<br> 税と公助 置き去りの将来世代

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朝日新書
税と公助 置き去りの将来世代

  • ISBN:9784022951380

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内容説明

国や自治体は税金を使って本当に困っている人に手を差し伸べてきたのか。セーフティーネットはこの先もきちんと続くのか。税金で行うGo Toキャンペーンなどの施策をどう理解すればよいのか。経済対策、社会保障、財政に政治がどう向き合ってきたのかを「公助」との関係から探る意欲作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Francis

12
著者は朝日新聞記者。私とほぼ同世代。読んでみると内容が薄い観は否めなし。コロナ禍の全国民10万円給付、第二次安倍内閣での消費税引き上げ延期と解散総選挙とのつながりなどポスト安倍、ポストコロナの今検証が必要なバラマキの事を思い出させてくれたのは良いのだが、では膨らんだ財政赤字をどうすべきなのか、著者は明確に語らないのだ。これが同じ朝日記者の原真人さんや井手英策さんならこんな生ぬるい議論はしないと思う。う~んやっぱり日本の左派リベラルは濱口桂一朗さんがいつも嘆いているようにやっぱりまだダメなのかなあ。2023/05/03

コウ

2
税がテーマですが、基本は政権批判本。ただ、記録性とコロナ禍の税に関するニュースをおさらいしたくて読みました。もう少し偏らず、ニュートラルな視点で書けば、良いのに…。こんな感想しか書けません。2021/10/08

Go Extreme

1
初の緊急事態宣言、いち早く「GoTo」:こだわった世界的にも最大級 「公助」の解釈 かすむ全世代型:自助、共助、公助の順は マイナンバーカードへの思い入れ 「異次元」の政治判断 消費税とアベノミクス:輪転機ぐるぐる 看板方式と補正予算回し 「還元」を旗印に コロナ禍の一律支援:一律がもたらしたもの 突き抜けた予備費 全員一律の根拠 時代にみる税:少子高齢化と予算の変化 税と国家 借金を重ねる「特例」 消費税と政治 分かち合う震災復興税 インタビュー:私の「公助」論2021/10/10

せんじょ

0
率直に言うと本書が税金特に消費税に対する事実の羅列しかなく、結局著者がこの本の中で読者に何を伝えたかったのかが自分には全くわからなかった。 政権に対する批判は当然あると思うが、その上で「有権者である読者に税金と公助の実態を正しく把握させ、政権に対して今後どう向き合っていけば良いのかを考えさせること」をこの本に期待していただけに読み終わった後のガッカリ感が否めなかった…2022/07/23

木村あきら

0
①選挙と消費税の扱い。国民はもっとみていきたいよね 代表なくして課税なし。 ②自治体での現金給付は財源が身近であるためか議会の否決が多かった。まさに地方自治は民主主義の学校。国は国債を発行できるが国民感覚ではその痛さ。が伝わりづらい ③全世代型。と言いつつもやはり財源の話からは逃れられない。教えて欲しかったではなく、住民内でそれを高めなければ。2021/12/24

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