朝日新書<br> 諦めの価値

個数:1
紙書籍版価格
¥979
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

朝日新書
諦めの価値

  • 著者名:森博嗣【著者】
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 朝日新聞出版(2021/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022951366

ファイル: /

内容説明

諦めは最良の人生戦略である。世の中は何事も「諦めるな」という方向へ行きすぎだ。時間は有限であり、誰もがいつかは諦めるときがくる。他者や自分に期待しなければ、不思議と成功に近づく理由とは。頑張れない時代を生きるための画期的思考法。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

200
何かを達成する人は小さな諦めを繰り返している。人は少しでも可能性があれば諦めたくないと思ってしまうもの。逆にまだ可能性があるのに諦めてしまうもの。何に拘り何を捨てるのか。深く思考し削ぎ落とされた人間は必ず変わり、自身をより深く知る。自らの思考は日々積み重ねてきたものであり、突然の憧れに変わることは難しい。言葉を理解できてもすぐに応用はできないように。自分の目、自分の色、本当にやりたいことを見つめること。自分を一番理解できていないのが自分だと理解する多視点を持つこと。諦める人は拘ること。拘る人は諦めること。2023/03/29

ゼロ

131
「諦める」と多くの人が口にしているのは、「憧れる」ことを諦めたに過ぎないと著者は言ってる。行動した人間は、「諦める」のではなく、「別の道を探す」のである。また仕事では、諦めの連続ではあるが、そこは割り切らなければ、仕事は終わらないと口にしている。完璧主義なのか、芸術肌なのかにより、物事への向き合いが変わってくるのだろう。著者の考え方は極端なので、真似することはできないし、真似する必要性はないだろう。世の中には、変わった考え方もあり、自分の考え方に固執していないか?を問うことができるのが著者の本の魅力である2022/01/30

まちゃ

75
森博嗣氏の著作は初読み。もうそろそろ頑張ることに疲れてきたので手に取りました。具体的な方法というよりは、心構えや考え方を述べたエッセイ。諦めることは、失うことでも、負けることでもなく、「わきまえる」こと、だと。 「諦めの極意」は、悲観的な予測と柔軟な思考。自分の能力や周囲の状況を客観的に見ることで、退くことも大切なのかもしれません。そのときの参考にしたいと思います。2021/10/22

54
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/07/post-92efbb.html かなり長い「まえがき」で、「人生を諦めたくない人」は対象外であることを示しつつ、「人生をどう諦めるか」で悩んでいる人には役に立つだろうという提案があります。 もう諦めるも何もない自分にとっては、面白い展開になりました。2025/07/26

バイクやろうpart2

38
森博嗣さん作品1作目です。駅ナカ書店でタイトルに惹かれ手にしました。『諦める』を著者の視点から明確に示されてます。ここまで『諦める』を掘り下げて語られると納得してしまいます。本当の意味で諦めていないケース、真剣に悩みに悩んだ末に諦めていないことに気付かされます。目から鱗を感じる本でした。他の作品も是非、読みたいと思います。2022/02/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18383180
  • ご注意事項

最近チェックした商品