「なんで英語やるの?」の戦後史―《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程

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「なんで英語やるの?」の戦後史―《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程

  • 著者名:寺沢拓敬【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 研究社(2021/08発売)
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  • ISBN:9784327410889

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内容説明

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★教育社会学的手法による斬新な英語教育論

2002年まで「英語」という教科は必修教科ではなく、必要に応じて履修すればよい選択科目であった。それにもかかわらず、英語は事実上の必修教科として扱われてきた。
一体なぜそういう現象が起きたのかを検証しながら、国民教育としての英語教育の成立過程を分析する。
「なんで英語やるの?」を問い続けてきた日本の戦後史を教育社会学的手法によって浮き彫りにして、改めて国民教育としての英語教育の存在理由を問い直す。まったく新しいスタイルの英語教育論の登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

22
新進気鋭の英語研究者による、英語を英語を学ばせる理由を検討している (6頁脚注*2)。違和感があるのは、義務教育なら強制力、権力的な匂いがすることだ。農漁村、僻地の英語教育は解決されるべき問題として横たわっていた(17頁)。わたしは10年前に開発教育として世界史の授業を実践したことがある。あのとき、英語は使っていない。通信制高校の英語でもMDGsをやったことはある。本書は史的にデータを駆使しながら、我が国英語教育の変遷を辿っている。  2014/08/03

Riopapa

11
小学校英語に反対する人も中学校英語が必修であることには反対していない。自明だと思っていた英語の必修化が、様々な要因でできた偶然の産物であるということは、ある意味で驚き。日本的といえば日本的。2015/10/24

Nobu A

6
英語の必須教科選定は2002年!?露ほども疑わず文法訳読法で苦手な英語を勉強した世代。若干38歳、新進気鋭の教育社会学者が今まで誰も行わなかった「謎解き」を試みる。文科省、全英連、日教組の駆け引き、著名人らの言説生成等、膨大な資料を注意深く検証し、明晰な考察で切り込み、誰も開けようとしなかった「謎」の蓋をこじ開ける。博論を基に書き直し。研究の賜物とは正に本著のこと。唯一のボヤキが論文調の250頁は認知負荷が強すぎたこと。後半流し読みだが面白かった。真実は小説より奇なり。最近気になる学者の1人に今後も期待。2020/09/23

kozawa

6
本書の中心は中学の英語必修がどういう経緯で成立していったか。その中で交わされた英語教育論にも触れている。もちろん、日本の英語教育はどうあるべきかにも関心は払われていて、その点でも参考になる。また、英語以外の教科についての中高大学教育について語る上で、戦後の日本のそれがどういう経緯をたどったかを改めてみる意味でも十分に発見はあるのでは。何々って科目は何の役に立つの?そんな疑問を抱いたときにも、本書は直接「答え」を教えてくれるわけではないが、再考するための十分なヒントをも与えてくれるのでは。名著。必読。 2014/05/05

aabbkon

3
これから書く卒論の種本。自明視された言説の成立過程を示していくとこだけで,内容関係ないけど。2014/07/13

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