AX(アジャイル・トランスフォーメーション)戦略―次世代型現場力の創造

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AX(アジャイル・トランスフォーメーション)戦略―次世代型現場力の創造

  • ISBN:9784492534427

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内容説明

「アジャイル」はアマゾンやグーグルといった急激に成長してきたテクノロジー企業が、製品・サービス開発に用いている手法であり、短期間でトライアンドエラーを高速回転で繰り返しながら完成度を高めていくものである。
変化していく局面局面に応じて機敏に反応し自律的に判断し、物事を先に進めていくというアプローチである。
この手法自体はテック企業の製品・サービス開発に限定されたものではなく、営業変革や事業開発、コスト削減など、企業の事業運営自体にも活用できるツールである。

すでに欧米では「アジャイルであること」は生存の必要条件となっており、顧客の変化に対応し自らも柔軟に変化し続ける企業が勝者として生き残り、そうでない企業の淘汰が進んでいる。

日本では、決められたことを正しく進めることが良しとされ、変化に対してどのように対応すればいいかわからず思考停止に陥ってしまうか、状況がまずいことはわかりつつも様子を見ようとするだけで、対応が後手後手に回ることが多くなっているようだ。
「アジャイル」はこのような状況を打破するための強力な手法であり、業種を問わず、イノベーションや企業変革における活用例において、欧米での成果は枚挙にいとまがない。

本書は海外におけるそれらの数多くの学びから、「アジャイル」の活用方法を実践的なガイドブックとしてまとめたものである。社会・消費者の変化に直面している日本企業が、現場レベルで自ら加速し、生まれ変わるための指南書として大いに役立つものとなるはずである。

目次

はじめに
イントロダクション
第1章 アジャイルはどのように機能するのか
第2章 アジャイルの拡大──社内でどこまでアジャイルを拡大するか
第3章 どのレベルまでアジャイルを適用すべきか?
第4章 アジャイルリーダーシップ
第5章 アジャイルな計画、予算、そして検証
第6章 アジャイルな組織、構造、人材管理
第7章 アジャイルなプロセスとテクノロジー
第8章 アジャイルの正しい実践法
第9章 日本の企業への示唆
おわりに
付録A リーダーシップチームのアジャイルマニフェスト
付録B オペレーティング・モデルの関連用語の定義
付録C 参考文献の要約

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつお

10
アジャイル開発の本質を解説する本。 多くの企業が形式的にアジャイルを導入する中で、本書は実例を通じて深い理解を促す。①目標設定の重要性:アジャイルは頻繁な修正を可能にするが、明確な目標がなければ適切な修正は難しい。②チームの構成:小規模で独立したチームが効果的。Amazonのピザルールが参考になる。③適切なフィードバックの取得:トヨタのアンドンのように、問題が発生した際に即座に修正できる環境が必要。これらの要点を把握し、アジャイルを単なる流行語としてではなく、実践的な方法として取り入れるべきである。2024/04/20

TOK

1
アジャイル企業の創造に成功した会社ではビジネス自体が大きく変化する。アジャイルの規模が拡大することで仕事の内容も変化する。通常オペレーションに比べてイノベーションの割合が高まってくる。検証と学習によって別の解決策や新たな目標に乗り換えることができる。アジャイルを楽しめる要素のひとつ、それは他人が学ぶのを観察すること。2023/02/07

ǝsnɹɐu

1
アジャイルチームは、革新的な問題解決を見つけるためのツールであり、失敗を早く経験することが重要。チーム間のコミュニケーションを改善し、学習のループを加速させることが大切。仕事で成果を上げ、成功体験を積み重ねることが独創性や生産性を高める。 2023/03/09

Go Extreme

1
正しいアジャイルの推進 アジャイルの正しいい実践法:ロードマップ アジャイルはどのように機能するのか アジャイルの拡大―社内でどこまでアジャイルを拡大するか どのレベルまでアジャイルを適用すべきか? アジャイルリーダーシップ アジャイルな計画、予算、そして検証 アジャイルな組織、構造、人材管理 アジャイルなプロセスとテクノロジー アジャイルの正しい実践法 日本の企業への示唆:内向き重力の呪縛に囚われた組織 間違ったアジャイルvs正しいアジャイル2021/10/07

kuma-kichi

0
アジャイル開発。といっても、ソフトウェア開発手法ではなく、経営手法。なかなかかみ合わなかったが、第8章、第9章でなるほど、と思った。2025/01/19

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