内容説明
『少女ポリアンナ』から6年後.成長したポリアンナは,ポリーおばさんといっしに滞在先のドイツから帰国した.幼友だちのジミーは見違えるような青年になっており,恋が芽生える.みずみずしい青春編.
目次
ポリアンナの青春┴もくじ┴1 デラの提案┴2 友だちのよしみで┴3 ポリアンナを一服┴4 ゲームとカルー夫人┴5 ポリアンナ、散歩に出る┴6 ジェリーに助けられる┴7 新しい友だち┴8 ジェイミー┴9 ポリアンナのはかりごと┴10 マーフィー横丁┴11 カルー夫人の驚き┴12 リボン売りの娘┴13 待った甲斐があった!┴14 ジミーの焼きもち┴15 ポリーおばさんの心配┴16 六年後┴17 ポリアンナが帰ってきた┴18 新しい生活に慣れるまで┴19 二通の手紙┴20 お金を払うお客様┴21 夏の日々┴22 いい仲間┴23 「松葉杖にくくりつけられて」┴24 ジミーの悩み┴25 ゲームとポリアンナ┴26 ジョン・ペンドルトン┴27 ポリアンナがゲームをしなかった日┴28 ジミーとジェイミー┴29 ジミーとジョン┴30 ジョン・ペンドルトンが鍵を回した┴31 ついにわかった事実┴32 アラジンのランプをこすったら┴訳者あとがき┴さし絵 高田美苗
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほっそ
5
あのポリアンナが、大人になっていく。私の年齢だとそういう展開でも、もううれしくてたまらない。 最後,こんがらがった糸がほぐれていく様子がとても微笑ましいものでした。 解説文を読むと、続きを、別の作家さんが書いたらしい。 村岡花子さんは、ポリアンナに出会った後、アンに出会ったのか・・・ そういう私は、アンに出会ってから、ポリアンナに出会うまでの年月が長かった・・・です。2015/09/09
如月小町
5
少女パレアナの続編を、違う訳者さんで読んでみた。 ポリアンナが、少し大人になって、思ったことのすべてを口にしないことに成長を感じた。でも、ポリアンナが子供の時の前作ほど楽しく感じなかった。生活感とか文化とか、馴染みのないものに違和感を感じてしまったみたいです。2014/12/24
miesha
3
終盤、みんなが恋の勘違いをして、そして全部ハッピーエンドというのがちょっと不自然でした。それに、ペンデルトン氏をかつてポリアンナの母がふったからと言って、ポリアンナが求愛を受けなければ、なんて発想は変だな~。元気いっぱいの少女が大人になっていく過程は素敵でした。2014/09/26
Nami
3
子どもの頃大好きだった「少女ポリアンナ」の続編。「ポリアンナを一服差し上げたいわ」のセリフが良い。「みんなポリアンナから始まった」んですよね。やっぱり「喜ぶゲーム」は偉大です。2014/03/08
せいら
2
ポリアンナが成長してもポリアンナの素敵な部分を変えずにいて安心しました。わたしも心にポリアンナを宿して生きていくぞ………!2020/10/03