内容説明
意味はわからずとも,まずは五七調のリズムの心地よさをたっぷり味わい,ことばの響きを楽しもう.『万葉集』の和歌から昭和初期の短歌,俳句まで,くりかえし口ずさんでほしい約二〇〇作をえらんだアンソロジーです.それぞれに短い鑑賞の手引きをそえました.
目次
星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句┴まえがき┴星の林に月の船『万葉集』から┴都ぞ春の錦なりける『古今和歌集』『新古今和歌集』から┴舞へ舞へかたつぶり中世の詩歌┴鼠のなめる隅田川江戸の詩歌┴柿くへば鐘が鳴るなり明治以降の詩歌┴初句さくいん┴作者さくいん┴さし絵 柴田美佳