岩波ジュニアスタートブックス<br> 俳句部,はじめました - さくら咲く一度っきりの今を詠む

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岩波ジュニアスタートブックス
俳句部,はじめました - さくら咲く一度っきりの今を詠む

  • 著者名:神野紗希
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 岩波書店(2021/08発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784000272339
  • NDC分類:K911

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内容説明

若い世代の参入により,今,俳句界がにぎやかだ!「俳句を知りたい!」「句作にチャレンジしてみたい!」そんな10代に,俳人として大活躍中の著者が,俳句の魅力と作り方を伝授する.自分の内外に向けて五感をフル回転させ言葉を探し,17音に落とし込む.その過程はきっと,この不確かな世界を生き抜く力になってくれるはず.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

目次

この本の内容┴1 俳句の中に,私を見つけた!┴俳句甲子園との出会い/レッツゴー,初めての句会/日常がキラキラ.すべてが俳句になる!/新しいカンケイ,「句友」との出会い/歳時記の中に,私を見つける/言葉が記憶を呼び覚ます/今を生きる私の言葉,息苦しさから自由になって┴2 十七音,コトバの宇宙┴「読む」前に 十七音の受け取り方/ともだち――ともに過ごす青春の時間/恋バナ――うつろうキモチ,正直に/地球――十七音に広がる,雄大な世界/命――一生懸命,生きること/寂しさ――そっと孤独によりそう言葉/家族――不器用に,いっしょに暮らす/生きる――見つけた,僕の生き方/アイドル――憧れのあの子を見つめて/性――やっかいで不自由なモヤモヤ/世の中――今いる場所から社会を考える/学校――必ず終わる日常,だから輝く/季節――めぐる日々,感じるこころ┴3 作ろう! 私の五七五┴〈ホップ〉五七五のリズム,数えてみよう/〈ステップ〉窓を開けて,季語を感じよう/〈ジャンプ〉まずは一句,作ってみよう/いろんな作り方,試してみよう/思いをかたちにする方法 取り合わせ/推敲 作った句,見直そう/〈ステップアップ〉こんな発想法もあるよ┴はじめの一歩 季語一覧┴次の一歩をふみだす地図┴俳句が世界を変える――あとがきにかえて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

55
数年前から、言葉への関心が大きくなっている。その一つとして、俳句や短歌を読むようになった。まだ、自分で詠むには至っていないが、いろいろな表現形式に触れることの意義を実感している。自分でも少し・・・と考えていたところで、出会った1冊。まずは、詠んでみることから始めようかな。守破離のとおり、まずは五七五の型から始め、季語の有無はその次で・・・で、いずれ自由律に辿り着けるといいかも。眼に見える形で表現(アウトプット)することだ。2025/01/03

紅香

26
たった17音で記憶を封じ込めておける俳句。何と画期的で合理的!こんな文化を待ち続けている日本って素晴らしいと思う。その日に見た風景や心情を切り取ることができたら楽しいだろうな。。また俳句を読むことで作者と同じ場面を擬似体験できるというのも改めて発見することができ、驚きました。季語が記憶のスイッチを押すというのも確かにと納得。言葉の意味を手繰りよせると私に繋がる。シャッターチャンスはあちらこちらに。著者の俳句愛が伝わってきました。今すぐ詠みたくなる一冊。『ラムネから噴き出してる 時間、とか 佐藤廉』が好き。2021/07/28

コウママ

6
図書館。思いがけず句会というものに参加する事になり学生さん向けのこちらを借りてみました。神野さんが俳句始めたきっかけ、色々な俳句の解説、作ってみよう、という流れ。いいなと思う句をワタシついパクってしまいそう汗、、って事で句会の参考にならなかったけど読み物としてお若い方の俳句がおもしろいなと思いました。2024/05/15

okatake

3
紗希さんのティーンズ向けの俳句入門書。 基本は押さえつつも、新しいアプローチからの俳句指南本とも言えようか。どこがとは、はっきり言えないのは、私がまだ十分咀嚼出来ていないからではあります。 3章「作ろう私の五七五」は丁寧で、わかりやすく詠み始められそう。2021/04/28

西原

2
俳句のことを少し勉強したくて読んだ。例として出てくる俳句がどれも感性にフィットしていて作りたくなってくる。著書の中にも出てくるが、歴が長いとかは関係ないと思わせるほどどれも逸品だなと思う。2024/09/13

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