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内容説明
報告書、提案書、議事録、稟議書、企画書、プレゼン資料、メール……
「結局、何が言いたいんだ」?
「根拠が弱い! 」
「そのデータ、確かなのか」?
上司や同僚、取引先からこんなこと言われてませんか?
「伝える」ことが目的のビジネス文書では、うまく書く必要はありません。
必要なのは、人をその気にさせ、納得して読み進めてもらうための方法です。
それを身につけるのに、新聞記者のテクニックが役に立つのです。
日経新聞記者として30年、延べ1万本もの記事を数字とファクトで作ってきた著者が、誰もが納得する文章を、はやく、正確に書く技術を公開。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずぼう
28
読んで貰えるレビューを書くには。最初の書き出しにかかっている、読まれる文章は「導入部が命」文章は読んでもらえないもの、忙しい時間を割いて小難しい文章など読みたくない。長い文章に価値はない「読むか読まないか」は一瞬で判断される、パッと見て「読みやすそう」と思ってもらえること。なるべくシンプルに。以上、本書の文章術に乗っ取ってレビューの効果的な書き方を書いてみました。2022/03/01
ロクシェ
22
答発【◎】よく似た表紙、よく似たコンセプトの本に『迷わず書ける記者式文章術(赤い表紙)』がある。「書き手が黒子に徹する文章」を目指す人であれば、赤と青、どちらの本も参考になるだろう。とはいえ「新聞記者式」は例文がとにかく硬い。硬いというか、例文が新聞記事そのものなのだ。だからこそビジネス文書の質を高めたい人、新聞記事のような文章を目指す人にはぴったりなのだが、新聞を読み慣れていないとしんどいと感じる可能性も。そのため「客観的な視点で書かれた文章」を目指している場合のみ、新聞記者式を選択するのがよいだろう。2022/10/13
豊平川散歩
8
新聞は、毎日あらゆる事柄を不特定多数の読者へ伝えている。但し、全ての記事が全ての読者に読まれているわけではない。書くことは重要だが、読んでもらわなくては意味がない。読んでもらうべき相手に、どうすれば読んでもらえるかが最重要である。「何書いてんだかわからない」と、平気で言う人がたくさんいる。読み手も問題があると思うが、書き手は読み手のことを考えながら書いていないからだとわかる。伝わらないと意味がない。相手のことを意識して「伝わる文章」を書いていこう。2023/08/19
天切り松
4
本書は新聞記者として培った文章術をお伝えするのが目的です。 具体的には、ファクト(客観的事実)、データ(数字)、ロジック(論理)の3つの要素が揃った「説得力」と「納得感」のある文章をはやく書くテクニックです。 まさしく、最初にまとめがあります。2022/09/27
なかおしんや
4
ロジックとは「数式」、ファクトとは「数字」という表現に納得しました。つまり、ロジックを因数分解して、数字まで落とし込めるかが、相手が「納得」できるかどうかだろう。自分が持ってる「仮説」に対する、根拠があるか!?また、お役立ち情報源のリンク集も、ロジックとファクトを構成するデータがあるなと感じました。2021/08/26