内容説明
後輩芸人に「人生はうなぎどんぶりやぞ」と説き、なぜ「屁」が笑いになるのかを考察。さらに、ドローン宅配されるピザの冷え具合を慮り、ベーシックインカム待望論に疑義を呈す……。妄想と現実の狭間で、時に怒り、時に涙しながら、人の世の不条理と栄枯盛衰を綴る、天才コラムニスト・ブラックマヨネーズ吉田敬の哀愁漂う猛毒エッセイ58篇!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
37
吉田さんらしくグチグチした本。私も現在、大絶賛グチグチ中やから相性良く読めるかなと思ったんだけど、全然ダメでした。1週間もかけて、だらだらと読んでしまった。タイミングが悪かったとしか言いようがなく、ひとえに私のせいです。しかし良かったところだってあって、中でも「コンビ」というタイトルの文章はとても心に残りました。味方にすべきひとを敵にして、良いことなんて何一つないのは私にもわかる。2023/05/07
マッちゃま
16
漫才師ブラックマヨネーズの吉田氏のエッセイ集。まるで彼らの漫才の中で、吉田氏の歪んで暴走する妄想を読んでいるかの様なアホでブラックで面倒くさい内容(あっ…笑える、面白いって意味ですよ)まえがきに有るように本書を読んで「この本を読んで楽しかった」と思える内容です。まあ〜彼も書いてありましたが、女性の方は彼のファンじゃなきゃムカつく男性の独りよがりな言い分が満載です。その分だけ男性は同意したりニヤニヤしたり出来るかな。軽く読めつつ共感もしたり、寝る前とかにチビチビと読むのにオススメ、あっ…やっぱ男性だけにね♪2021/10/18
Katsuto Yoshinaga
14
好きな芸人の一人である。この人のぐちゃぐちゃこねくり回す物言いが面白くてたまらない。そんな吉田氏の文筆は変な規制が無い分TV以上に面白い。そして、意外と正論がまともでハッとさせられた。18歳から選挙権について、親は教員の偏向教育チェックが必要になるから大変だとか、国会での浮気不倫追及は税金の無駄遣いだからやめろとか、その浮気不倫については「浮気はバッティングセンターに行くだけ。不倫は契約している球団があるのに、他球団のユニフォームを着て試合に出るようなもの」と例えて見せる。(コメに続く)2022/01/17
時代
13
はっきり言ってブラックマヨネーズはずっと昔から大好きです。M-1優勝のネタは歴代1位だと思ってます。そんな吉田敬のエッセイなのだからとんがってるに決まってる。なんて思って読んでみました。 これ、あほ ですね。子供っぽい下ネタと屁理屈と偏見と卑屈と。この感覚こそ孤高の漫才師に必要なのでしょう△2021/08/23
とら
9
この人の名前は吉田敬。覚えた。あの個性的な顔はよく知っていたが、名前は今覚えた。このエッセイは女子が読むことを想定していないと書かれていたが、もう女子ではなく婆さんだから気にしないで読んだ。この年になって男子、男の人の持っている空っぽな張りぼてさが面白かった。好きか嫌いかでいうと好き。2024/11/03
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