内容説明
男尊女卑がはびこる日本で女はとにかく生きづらい。入試や就活で差別され、セクハラパワハラ当たり前。そんなヘルジャパンを変えたくて、怒りのイマジナリー法螺貝を吹き始めたJJ(熟女)がここにいた! 「フェミニズムに出会って自分を取り戻せた」著者による、爆笑フェミニスト宣言の書。長年憧れだった田嶋陽子氏との感涙の特別対談も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
51
【私のための、私が生きるためのフェミニズム by田嶋陽子】男尊女卑が蔓延る生きづらい日本を変えたくて、怒りのイマジナリー法螺貝を吹き始めたJJによる、爆笑フェミニスト宣言の書。田嶋との対談も収録。2021年刊。文庫オリジナル。<先輩に田嶋陽子さんの本を勧められて、そこからフェミニズムを知っていくうちに、自分を苦しめる呪いの正体がわかった。「私、怒ってよかったんだ」と気づいて「痛いんだよ、足をどけろよ!」と抗議できるようになった。押し殺していた感情を解放して言葉にすることで、人は生きやすくなるのだ>と――⇒2025/02/23
香菜子(かなこ・Kanako)
39
フェミニズムに出会って長生きしたくなった。。アルテイシア先生の著書。フェミニズムであることは素敵なこと。フェミニズムであることをもっと自慢してもいい。フェミニズム自慢を聞いて不快になる人なんていないはずだしむしろ尊敬されるはず。フェミニズム自慢を不快になるとしたらそれはその人がフェミニズムではなくて男尊女卑であるからなのかも。フェミニズムに出会って長生きしたくなったと思える人がもっと増れば日本から男尊女卑が消えて男女平等社会に近づく。どうせフェミニズムについて学ぶのなら明るく楽しく学べたほうがいい。2022/08/05
しまえ
23
昔から多少なりのジェンダーの不平等を感じて生きてきたけど、数年前の女子生徒への入試の点数一律減点のニュースがもう悔しくて悔しくて、それが決め手となりフェミニズムを勉強するようになった。ここに書かれていることの大半は、私が体験したことのない壮絶な不平等である。自分が経験していないことを自発的に気づくことは難しいが、本で読んで疑似体験することで、自分がこれまで気づかずに素通りしてきた不平等や違和感にも気づくことができた。私も不平等や違和感に遭遇したら呑み込まずにしっかり怒れる人間になるぞ。2022/06/12
kana
22
19歳と5ヶ月まで苦しかった私は、先人達の言葉に、小説に、女子大で出会った友人のおかげで、今、本当に真っ直ぐに一生懸命に健やかに生きられている。46歳まで苦しかったと対談で話されている田嶋陽子さんより、遥か早くその苦しみから抜け出すことが出来た。だから、私はこれから先、生まれてくる子供たちが、生まれたその時から、誰もが人間として生きられる世界をつくる側として、学んで、考え続けなければならない。大きなことは出来ないけれど、自分の方法で(例えば目の前で苦しんでいる友人を支えることは出来る)社会と対峙したい。2021/08/17
みなのん
15
相変わらず浸透力ハンパなーい! 職場では女には期待しない、頑張っても無駄、でも頑張らないとやっぱり女は仕事ができないとナメられる、わかる!わかりみが強すぎる!2022/02/21
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