内容説明
『NieR Replicant ver.1.22474487139...』のノベライズ。 2017年に発表の長編、『NieR RepliCant Recollection(ゲシュタルト計画回想録)』を加筆修正した完全版! 2倍のボリュームにヴァージョンアップしてお届けする最終巻です。
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(C)2017, 2021 Jun Eishima
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彼方
7
下巻はカイネが目覚めた直後から。Bエンドの事もあってカイネもかなり語り部となっていて、復讐の後の心境がより伺えて切ない…エミールと船頭さんの会話やその後の顛末と…隙間部分の補完が助かる。レプリカントの赤子もこういう作りで…魔王戦前のゲシュタルト計画の説明も丁寧になっていて理解しやすく。でも崩壊体がどこから沸くのか…ニーアの話に終始していて、もっとこの世界の根本的な部分も知りたかったな…ゲームより最後があっさりしているのでそこも残念かも。ゲームプレイ済用向けの補完的な二冊でした。2021/06/30
かわ
6
全ルートの要素がごっちゃ混ぜに出てきて、これはこれで良き💕 ノベルパートも小説の流れで読むとより想像が捗って鬱。魔王関連の補完情報もありがたや。人魚姫と狼の話は本で読んでもウルっとしてしまうな。2021/09/15
ヘキサカルボニル錯体
0
ゲームのノベライズってものの性質上ある程度仕方ないのかもしれないけど、あっさりしすぎ。本当にストーリーをサラッとなぞったという感じで、それどころかカットされた要素もある(エミールの「そうじゃないんだけどなあ」とか)。私はゲームもやってるからまだ自力で多少補完できるけど、これそもそも白の書がなんで一緒についてきたのかとか、この本だけ読んでもサッパリわかんなくないですか。え、説明なし?と思って思わず数ページ戻って確認してしまった。総合してあんまり満足度は高くないです。ゲーム未プレイ、あるいはコアなファン向け。2021/11/30