講談社文芸文庫<br> 久保田万太郎の俳句

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講談社文芸文庫
久保田万太郎の俳句

  • 著者名:成瀬櫻桃子【著】
  • 価格 ¥1,881(本体¥1,710)
  • 講談社(2021/08発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065243008

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内容説明

湯豆腐やいのちのはてのうすあかり
神田川祭りの中をながれけり
なにがうそでなにがほんとの寒さかな
小説家・劇作家として大成した万太郎は、10代より亡くなる直前まで、俳句を作り続けた「文人俳句」の代表的俳人でもあった。本書は、万太郎が創刊・主宰した俳誌「春燈」の継承者が、その俳句の魅力と技術、交友関係までを哀惜と畏敬の念を込めて綴った名著であり、万太郎俳句のすぐれた入門書でもある。俳人協会評論賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Eleanor

0
死ぬほどテレ性なのがよく伝わってくる。 吟行にて見てないものでもバンバン句に入れてるのもぐっど。私も赤貝を喉に詰まらせて死にたい。2023/08/06

natsumi

0
「絢爛たる枯淡」と評された万太郎の句の世界。冒頭の評論がとにかく素晴らしく、一俳人の人生を感じながら作品を鑑賞する妙のすべてが詰まっている。いのちのはてのうすあかり。2021/12/14

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