齋藤孝の一気読み! 日本近現代史(東京堂出版)

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齋藤孝の一気読み! 日本近現代史(東京堂出版)

  • 著者名:齋藤孝
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • 東京堂出版(2021/08発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784490209723

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内容説明

日本近現代史は、複雑で流れがわかりにくいうえ、学校であまりきちんと時間を割かなかったなどの理由で苦手意識を持つ人が多い。しかし日本が海外諸国に対して門戸を開くきっかけとなった「黒船来航」から明治維新を経て戦争の時代に突入、終戦後の高度経済成長、そして現在まで、この激動の150年は現在の日本社会や日本の対外関係を理解するうえで、その知識は欠かせません。本書は齋藤孝さん独自の切り口で、「読むだけで」複雑なこの時代の流れがすっと頭に入るよう工夫した、齋藤孝さん初の「語りおろし日本近現代史」です。 【本書のポイント】1、章ごとに年表、まとめが入り、理解しやすい。/2、語り下ろし口調なので、一気に読める。/3、歴史上のキーマンが一目瞭然でわかる。/4、大切なポイントは、すべて太字で表記。/5、索引が充実。さらに脚注を入れ、理解が深まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えっくん

30
★★★★☆明治維新以降激動の150年の歴史と当時のキーパーソンを交えながら解説した本です。欧米列強の帝国主義による植民地化を目の当たりにし危機感を募らせた日本人が如何にして短期間で近代化を成し遂げたのか…彼らの有能さを誇らしく感じます。日本近代史の負の歴史は朝鮮半島への進出が起点とのことですが、歴史に学ぼうとせず孤立化した日本はアメリカの筋書き通りに太平洋戦争に巻きこまれて以降凋落気味です。戦後処理に尽力した吉田茂など有能な政治家はいたものの、狡猾でしたたかな諸外国に立ち向える外交力が必要だと痛感します。2020/07/27

かいゆう

23
黒船来航から現在まで。中心人物、世論、他国の動きなど、いろいろな方向から見た情勢が書かれており、なぜその出来事が起こったのかという部分が分かりやすい。また、参考文献からの引用も多く、この人はこういう考え方だったんだ、こうなる事は予想されていたのか、など当時の人の気持ちを知ることができたのはよかった。とりわけ、「フーバー大統領の回顧録」は、戦争本をたくさん読んできた私にとって、重要なものとなった。2017/11/26

しゃんしゃん

7
さらっと近現代を一気読みできる。歴史からキーワードを知る。藩から国民へとなった日本人の変化。「イメージ」であり「想像」の面を持つ国民意識が、強大な力で歴史を動かし運命を時に悲劇へと導いた。同胞愛ゆえに数百万の人々が殺し合い、また自らすすんで死んでいった日本人。歴史は一つの見方だけでケリはつかない。総合的に検討することの必要を感じた。章ごとにまとめの年表、ポイントでまとめられ読みやすい。2017/11/19

kttys

6
学校の授業では詳しく学び切れない日本近現代史。幕末〜昭和末まで、明治維新による近代化、富国強兵の暴走する戦前、そして完膚なきまで叩きのめされた戦後に、日本国内だけでなく外国諸国の思惑と思想により様変わりしていく日本という国。その背景にはさまざまな交渉、駆け引きなどがあり非常に興味深い機関だと思う。特に面白く感じたのが、社会のシステムを構築and運用と日本国民の気質(柔軟性、同調圧力など)の関係。近現代史はリベアルアーツだけでぬくビジネスマンとしても生き方のヒントになる教材だと思う。2020/07/25

あるみの

5
戦前から戦後、その後の復興とバブル崩壊辺りまでの日本史が知りたくなったので読みました。とても読みやすくて、所々さらに詳しく知りたくなった箇所もあったので、メモして深く読み進めていけたらいいなと思います。2021/12/11

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